大元神社(大分県宇佐市)
宇佐神宮に参拝した翌日、大元神社に向かって車を走らせました。
宇佐神宮の元宮である大元神社は、標高647mの御許山の9合目に鎮座する神社です
登山道から望む景色は格別です。
しかし、想像以上に着くまでに時間がかかります。
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それも車にとってはかなりの悪路
舗装がないのは当たり前ですが・・・・
道幅が狭い上に、道脇の草木は茂り、時折葉や枝が行く手を遮ります。
急な坂道では砂利にタイヤを取られてスリップしそうになります。
さすがに愛車に「ごめんね」と謝りながら車を走らせました。
ほんとに私の愛車には感謝です。
この子のおかげで様々な場所に行かせていただいています。
4年間でもうすぐ13万キロ。ホントに頑張ってくれています。
でもさすがに今回だけは、申し訳ないって本気で思いました、それほどの悪路です。
そすがに途中で引き返すこともできず
車の側面をこする音や、車の底に当たっているのであろう「ガキガキ」「バキバキ」音に多少の不安を感じながら
「ここを走るのはこれで最後だからね。」
車に言い聞かせているのか、自分に言い聞かせてるのか、途中でトラブらないことを祈りながら走りました。
やっと駐車場と思われる広場に到着。
そこから歩くことしばらく。
大元神社の境内の真ん中の御神木のイチョウの木が見えてきました。
やっと辿り着いたという感じです。
しかし、それほどの苦労をしても参拝する価値のある神社です。
こちらが大元神社の拝殿です。
言葉では言い表せないくらいの霊気を感じる場所です。
拝殿の背後の森からのものすごい気配が迫ってきます
簡単にアクセスできないことが逆にこの場の神聖さを保っているのかもしれません。
ここ大元神社は宇佐神宮の元宮です。
宇佐神宮の第二殿の祭られている「比売大神」がこの御許山の山頂にあるとされる3個の巨石を依代として降臨したとされています。
大元神社の拝殿の奥には本殿はなく、拝殿からは奥宮への鳥居が見えます。
山全体が御神体とされており、拝殿の奥の鳥居から先は禁則地のため立ち入ることはできず誰も山頂の巨石は見ることができません。
というよりも、ものずごい霊気が立ち込めており、立ち入ろうなどという不謹慎な気持ちは沸き起こる余裕もありません。
ふと気がつくと、前にお参りされた方が供えて行かれたのであろう、お酒と塩とお米がありました。
それらが破れて拝殿に散らばっています。たぶんカラスがつついて散らばったのでしょう
ここはかなり不便なところです。掃除もそう頻繁には来られないと思います。
様々な考え方があるとは思いますが・・・・
床に散らばったお米を掃き集めながら、なんとも言えない気持ちになりました。
できたら、一旦お供えしたものは持ち帰られて、「お下がり」として皆さんで食されるのが良いと思います
私自身はおかげで拝殿の掃除をさせていただきましたので、自分自身もきれいに掃除していただいた心持ちになりました。
それはそれで感謝です。
拝殿に向かい合うように八坂神社の鳥居が建っています。
こちらもなかなか霊気漂う場所です。
こちらが大元神社の境内に建てられている八坂神社です。
八坂神社から鳥居を見ると、鳥居のまっすぐ先に大元神社の拝殿が重なります。
まるで大元神社を守るかのようなエネルギーを感じます。
巨石は神が降臨する磐座として太古の昔から祈りの儀式に使われてきました。
現在大元神社の建つこの場所は、昔シャーマンである巫女が山頂の巨石を使って神降ろしの儀式をしていたみたいです。
祈りを捧げている多くの巫女たちの存在がこの場の記憶として残されていました。
男性が足を踏み入れることができない聖域だったようですね。
ただ一人伝令のような役目の男性の姿が見えるのみです。
再び悪路の登山道を車で帰る途中タクシーとすれ違いました。
女性の方がお一人乗っていらっしゃいましたが、後で調べたらどうもタクシーで来れるみたいです。
宇佐神宮から乗れるみたいですので、人数が揃えばタクシーの方が安心ですね。
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大元神社アクセス情報
大分県宇佐市御許山山頂
0978-37-0202(宇佐市観光協会宇佐支部)
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