生目神社(宮崎県宮崎市)

生目神社参道より
宮崎県にある生目(イキメ)神社です。

平景清が自分の目をくり抜いて空に放り投げ、その目が落ちた場所という伝説が伝わっています。

本殿の裏山には、その目が引っ掛かったといわれる「目かけの松」があるそうです。

ひむか神話街道「平景清の伝説」

ご神祭は応神天皇と平景清公です。

昔から「日向の生目様」といわれ、眼病の神様として有名な神社です。

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幾目神社社殿
眼病にとても霊験あらたかということで、九州はもとより、遠くは北海道からも直接祈願のために参拝される方も多い神社です。

 

眼病に効くという霊水は御神水として神社にて販売されていました。
小瓶に入れられた御神水は2本で200円、この御神水で目を洗ったり、沸かしてお茶として飲むと様々な眼病に効果があるとのことですよ。
私も2本購入しました。
私自身、左目はかなり視野が狭まっており、見えなくなるのも時間の問題というのが現状。早速御神水で目を洗ってみました。

その後も左目はどんどん視野は狭くなり悪化の一歩ではあるのですが、実は見えなくなるに従って、目を閉じたとき、見えない左目の奥に、クリアーに映像を見ることができるようになってきています。ただし、現実の映像ではなく見えない世界のですが・・・・
このことで、効果があったと言えるのか、無かったと言うべきなのか判断に迷うところではあります(笑)

 

 

本殿の左手に回ると、巨大な「オガタマノキ」が目に入ります。

生目神社オガタマの木
幹周りが3.2mもあり、高さも17.5mで、四方に枝を伸ばしています。
古代の装飾品である「勾玉」に似た実を付ける珍しい木です。

ここ生目神社のオガタマノキは、その希少価値と古来よりの神木として宮崎市天然記念物に指定されているそうです。
こちらで清掃の作業をされていた方が親切にいろいろとお話してくださいましたよ。

生目神社まがたまの木枝
木漏れ日から差し込む日の光が、なんとも気持ち良いオガタマノキでした。

大きな幹を両腕で抱きかかえるようにして、いっぱいパワーをいただきました。
優しいエネルギーがジワーと身体中に浸透してきます。

 

本殿の右手には、オガタマノキと対をなすかのようにこちらも巨大なクスノキがそびえています。

生きmじぇ神社楠1
幹周りが8.65m、高さが25mという巨木です。
御神木として祭られていました。

 

御神水が湧き出る場所が神社の脇にあるということをお聞きしたので、そちらにもお参りさせてもらうことにしました。
しかし、なかなかどうして、かなりの階段を下ります。

生目神社御神水までの階段
行きは下りで楽ですが、帰りをつい心配してしまいます。

 

 

ずいぶん下まで降りてやっと辿りつきました。
御神水は大きな古木の根元より湧き出ています。

生目神社ご神水
水量はさほど多くは無く、細い竹筒の先から僅かに流れ出ている程度です。
しかし、この場のエネルギーはかなり高く、光が噴き出ています

かなり霊的なパワーの高い場所ですから、軽い気持ちで訪れたら神様に叱られそうです。
ちょっと厳しさを感じる場所です。

神社に参拝するときは、常に神様に見られているという気持ちを忘れずに、素直で謙虚な心で参拝させていただきたいですね。

 

生目神社は生目神楽でも有名です。

生目神楽は、五穀豊穣と無病息災を祈念して、毎年春に執り行われます。
こちらの生目神社には神楽で有名な宮崎県の中でも最古とされる神楽面が奉納されています。
一つは1248年、もう一つは1536年の銘が記されているそうです。

700年以上も前の面が残っているなんてすごいですよね。

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生目神社アクセス情報

宮崎県宮崎市大字生目345



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コメント4件

 ゆひな | 2017.09.21 8:39

生目神社のアクセスマップが間違っています。
訂正お願いします。

 管理人 | 2017.09.24 22:57

ゆひなさんへ
ご指摘ありがとうございます。訂正いたしました。

 Yasu_ND | 2017.11.06 2:44

目の病気を患われている旨、心よりお見舞い申し上げます。
私も、特に異常はないものの、長時間に及ぶCRT画面の直視から来る疲れ目に悩まされていた時期がありました。今でもその傾向は少し残っています。
かつてテレビ画面に用いられたブラウン管や、IT化に伴うオフィス仕事でのPCの多用(画面がブラウン管から液晶に変わったことはせめてもの救いです)は、現代社会がもたらした代表的弊害視対象の一つであり、多くの方が悩まされている社会問題であると昨今言われています。
医療過誤の問題も心配されますが、良い眼科医師に診て頂いて、治療により病気が改善されることをお祈り申し上げます。

文中に神社の祭神などの内容が書かれていますが、かつての会社の上役(監査役)の名(姓)を思い出しました。景清公の逸話は歴史の悲哀の真髄に触れた感を覚えさせられます。幼き安徳天皇も母や従者らと共に海の底へと沈まれたそうで…。人間、特に権力の座の奪い合いをする方々には危険が伴いますね。今では民主的選挙に体裁が変わったりもしていますが、身を以ってその大変さが分かる気がします。天下泰平の世が続かんことを共に祈りましょう。拝

 Yasu_ND | 2017.11.11 9:05

天下泰平の世が実現せんことを、に訂正しておきます。
水面下では、職権乱用の圧力掛けや嫌がらせ、調略・工作のやりたい放題で、関係者以外には極めて判り難いことを良いことに、実質的に無法地帯と化していますね。
諸外国も従前から凡その事情を把握済みであり、故に信用されない。
戦前・戦時中の日本を振り返って反省した「失敗の研究」なる著書がありますが、外的要因もあったにせよ、皆が右向け右、寄らば大樹の陰的な言動を取り、自浄作用が働かない特質的な問題は相変わらずの様です。

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