分杭峠(長野県伊那市)
長野県に分杭峠というパワースポットがあります。
ここは日本最大の断層「中央構造線」が縦貫している地点です。
断層の両側から、巨大な、正(+)方向と負(-)方向の力が押し合って、局部的にはゼロになり「ゼロ磁場」といわれるような未知エネルギーが発生している場所だといわれています。
「ゼロ磁場」または「気場」と呼ばれています。
15年ほど前に中国の有名な気功師、張志祥師がこの場所を発見してからは、多くの人々が癒しを求めてこの場所を位を訪れています。
周辺には駐車場が無いため、現在は数キロ離れた駐車場からシャトルバスで分杭峠まで行きます。
狭い山道をシャトルバスに揺られながらくねくね登って行くこと約10分。
峠の頂上に着きます。
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南アルプスの深い山々に囲まれたその場所は、そこに降り立つだけで「気」を十分貰えそうな場所です。
「気場」といわれている場所はその広場から谷のほうへ狭い山道を降りたところにあります。
ここ分杭峠に来る途中に「南アルプスむら長谷」という道の駅に寄りました。
お店の中に、この分杭峠がある伊那市長谷で栽培された黒米が並んでいました。
段々畑が連なる山の中、この南アルプスの美しい自然と水で育った黒米。
これは買わずにはいられません。
そこでせっかくなので、買ったばかりの古代米(黒米)を分杭峠にいらっしゃる神様に捧げてまいりました。
一通り儀式を済ませた後、お下がりを頂いてまいりました。
なかなかこういう動きは周りの方々からは奇異の目で見られます。
しかし今回はありがたいことに訳ありで、ほとんど人がいないという状態でしたので、周りを気にすることなくできました。
皆さんへのよいお土産が一つ出来ました。
ここ分杭峠は中央構造線上にあると前述しましたが、フォッサマグナの西の縁、糸川静岡構造線上でもあります。
こちらはウィキペディアに掲載されていた映像です。
赤い線が中央構造線です。薄いピンクの面がフォッサマグナ地帯です。
フォッサマグナ地帯の西の縁の青い線が糸川静岡構造線です。
昔々、1億年から4億年前、日本は北から南にまっすぐの形だったそうです。
すごくざーーっとした説明になりますが、
それが、約2000万年前、プレートの沈み込みの力で、現在の日本海の方向からグーーーと力が加わり、弓なりに曲がったのだそうです。
その際日本はこのフォッサマグナの所で二つに分かれたらしい。
その後今から数百万年前に、伊豆半島側のフィリピン海プレートから力が加わり、それまで海底だった地層が隆起して盛り上がって、再び日本は一つの島として継ったと言われています。
そのため、周りの地層が1億年前から4億年前と古いのに、フォッサマグナ地帯の地層は、約2000万年前よりも新しい地層で出来ているのだそうです。
これは、新潟県の糸魚川市にある、フォッサマグナパークにて撮影した案内の中に書かれていた説明図です。
これを見ると富士山もフォッサマグナ地帯ですね。
分杭峠から北上して、諏訪大社など、糸川静岡構造線上を巡り、フォッサマグナパークにも立ち寄りました。
断層が見えるという場所は駐車場からかなり歩きます。
お天気だったらとても気持ちのよい場所だと思いますが、当日はあいにくの雨模様。
断層が見える場所までの道の途中には、詳しい説明がいたるところに丁寧に提示されていました。
ただ、実際、断層はこちらですという表示の場所まで行ったのですが、よくわかりませんでした。
うーーーん。地層は難しい。おんなじ岩にしか見えない。
分杭峠から糸川静岡構造線を北上の旅は二日がかりの旅でした。
今回の記事以外に立ち寄った諏訪大社等々はまた別の機会に。
四つのプレートがぶつかり合うその中心地帯ですから、かなりパワースポットが集中している場所です。
単純にエネルギーの密集地帯です。
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分杭峠アクセス情報
長野県伊那市長谷0265-98-3130(伊那市長谷総合支所産業振興課)
駐車場 有り ただし、そこからシャトルバスで現地まで行きます。
シャトルバス料金 往復650円
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