亡くなられた方からのメッセージを聞くには

亡くなられた方からのメッセージ

自分の中の大切な人が亡くなってしまうという経験は、とても辛い経験です。
お母さんを亡くされた方、お子さんを亡くされた方、恋人を亡くされた方。
様々な方がご相談に来られます。

<スポンサードリンク>



亡くなられた方からのメッセージ

お会いしていつも思うのですが、ご相談者の方が自分の意思で来られるというよりも、亡くなられた方が連れて来られるという感じです。

亡くなられた方でほとんどの方は、自分が死んだことを納得されています。
(時々死んだ事に気が付いていらっしゃらない方も見受けますが)
自分が死んだことが悔やまれるからではなく、自分が死んだことによって悲しんでいる相手の姿を見ているのが辛く、メッセージを伝えて欲しいと願い、私のところと縁を結ばれるみたいです。


しかし、ご相談にいらっしゃった方々の思いはちょっと違います。ご相談者がメッセージで望まれているのは何か。それは、亡くなった人が今でも自分のそばにいるということを、メッセージを通して確信したいという思いが一番みたいです。知るはずのない私の口から出てくる言葉を聞くことによって、亡くなられた方の存在を近くに感じられます。

金庫の鍵の在り処とか、遺産の分配をどう考えていたかなどの言葉を聞きたい、などと願われる方はほとんどいらっしゃいません。(たまにはいらっしゃいますが)

亡くなっても魂は近くにいる、亡くなられた方の存在を確かめたいというのがご相談者の一番の望みのようです。
しかし実は、私の口からメッセージを聞くだけでなく、存在を確かめたいだけのメッセージでしたら、ご自分で受け取ることもできるのです。
亡くなられた方も頑張ってメッセージを伝えようとしていらっしゃいます。
ふっと、亡くなられた方がそばにいる気配を感じたことはありませんか。なんだか言葉をかけられたような気がしたことありませんか。
みんな受け取れるのです。

そこで、今回は亡くなられた方からのメッセージを受け取る方法をお伝えいたしますね。

 

メッセージを受け取るには


まず、そのために一番大切な事は、心を落ち着けることです。

私達は、誰もが必ず一度は死にます。自分自身も亡くなられた方と同じ場所に行くんです。
その時は、必ず再び巡り会います。
このことをしっかり、心の中に落とし込んでください。

 
ずーと人生の最後まで泣き続けていても、
亡くなられた方の分まで、自分らしく生きて行こうと頑張って残された自分の時間を生きて行っても、
どちらの生き方を選択しても、最終的には必ず自分にも死は訪れます。だから、必ずまた巡り合えます。

まずは、本当に亡くなられた方に対して愛があるなら、その方がどちらの生き方を望まれるか考えて下さい。

「私の事を思って、ずーーと悲しんでいて・・・」
・・・亡くなられた方で、相手が悲しむことを望まれてる方には、まだお会いしたことがありません。(笑) ホントです。
その姿を見るにたえかねて、私につながれる方(亡くなられた方)がほとんどです。

 

自分の寂しさや心細さで、亡くなられた方を苦しめるのは「愛」ではありません。
メッセージを受け取るためには、相手に対して本当の意味での「愛」が必要になります。

どんなに寂しくても、心細くても、亡くなられた方が安心されるように、自分自身が強くならなければ・・・・ですね。
 

亡くなられた方が望むこと


例えば、愛する我が子が重い病気に罹ったとします。
一番苦しいのは我が子ですよね。
でも・・・・・
「何故こんな病気に罹らなければいけないの」 「かわいそうで見ていられない」 などとお母さんが取り乱していたら ・・・・・
やさしい子供さんだったら、「お母さんを苦しめている自分」を責めてしまいます。

 
子供に対して愛があるお母さんだったら、自分の弱さを乗り越えて、子供の前では笑顔でいようと決心されるのではないでしょうか。

それは、悲しんではいけません、という事ではありません。 悲しむのは人間として当然です。
しかし、悲しいでばかりいても、子供にとっても、お母さんにとっても何一つ解決しません。

だからこそ、少しでも我が子の為になるように、少しでも我が子を苦しませないように、悲しみを乗り越える努力をするんです。
私たちの中にある強さは「相手に対しての愛」から生れます。 本当の愛は強さです。

 
亡くなられた方に対しても同じです。

時間はかかると思います。 でも、本当に相手のことを思うのであったら、自分の辛さや悲しみを乗り越えて、相手の望みを叶えてあ下てください。
相手の望みはあなたが悲しみに浸ることではなく、あなたが幸せになること、あなたの笑顔です。

今すぐは無理です。当たり前です。でも、相手の思いを分かってあげることがメッセージを受け取るには一番大切なことです。
 

心がほんの少し落ち着いたら次のステップ

静かで一人になれる場所で、ゆっくり深呼吸してください.
そして、亡くなられた方の、優しい、穏やかな顔をイメージしてください。

イメージができたら、その方をゆっくりと自分の中に入れて下さい。 愛する方と一体になる感じです。
そして、その方になり切って、メッセージを 自分で語り始めて下さい。
浮かんでくる言葉は、間違いなく、自分自身も納得する言葉だと思いますよ。

 
実はホントはみんな分かっているんです。
私の所に来られるのは、確認作業かもしれませんね 。
初対面で、知るはずもない事を私の口から聞くことによって、私の能力を信じてくださいます。
だからこそ、本当に亡くなられた方の言葉だと、信じることが出来られるみたいですね。

しかしそれは、亡くなられた方が言うであろう言葉を、私の口から聞いているだけなのです。

全ての人は皆メッセージを受け取る能力を備えています。
自分には分からない、できるはずがないと一方的に決めつけているので、メッセージが受け取れないのです。
本当は受け取っているにもかかわらず、否定している人がたくさんおられます。
浮かんでくる言葉を、素直に認めても良いのではないでしょうか。
 

受け取るメッセージは様々


また、メッセージはリアルな言葉だという考えは捨ててください。私自身、耳や目という器官を通じてメッセージを受け取っているわけではありません。

私がどのように受け取っているかということを言葉で表現するのはとても難しいのですが、無理やり表現すると、「なるほど」と思える情報が瞬間にストンと入ってくる感じです。それは画像でも、音でもなく、ただ一つの情報、記憶の塊のようなものです。
皆さんにお話する時は、その情報に勝手に話させると言う感じです。

メッセージは言葉ではありません。言葉にとらわれていると、ちゃんとしたメッセージは受け取れません。

心を落ち着けて、語りかけてください。メッセージが受け取れることを信じて語りかけると、亡くなられた方からの返事は浮かんでくるはずです。
聞こえるとかではなく、浮かんでくるという感じです。
自分の頭に否定させないでください。

 

メッセージを受け取るのに一番重要なのは「相手からの愛」を素直に受ける心

メッセージを受け取る基本は「相手に対しての愛」と「自分の意識を超えて相手と一体になる」ことです。
でも、それ以上に「亡くなられた方のあなたへの愛」を感じてあげることが重要です。

今は悲しみに心が乱れていると思います。 でも、時間をかけてゆっくり試して下さいね。
必ず愛する方と繋がることができますよ。