富士御室浅間神社(山梨県河口湖町)
冨士御室浅間神社は、霊峰富士の北麓、河口湖の湖畔に鎮座する富士山最古の神社と伝えられています。
駐車場から道を挟んですぐの場所に御室神社と記された鳥居があります。
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こちらの鳥居から入ると、右手にすぐ本宮の朱塗りの拝殿が建っています。
冨士御室浅間神社は、699年に藤原義忠によって富士山の二合目に奉斎されたのが始まりです。
しかし、その後噴火による炎上や自然環境の厳しさから腐朽が激しく、その度に皇室や有力な武将から再興されてきましたが、1974年に保存のために里宮であるこの地に遷祀されたそうです。
御祭神は木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)です。
天孫・瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)の妻となり、燃え盛る火の中で三人の皇子を無事に出産したという故事から、良縁・子宝・安産・火防のご神徳があります。
また富士山の噴火を鎮める水の神でもあり、富士の豊かな湧水から、流通、繁栄の神様としても信仰されています。
戦国時代には甲斐の武田家三代に渡り崇敬を受けており、武田信玄公直筆の安産祈願文を始め、多数の古文書が今も保存されています。
拝殿の奥に見える小さなお社が本宮の本殿です。
写真では分かりにくいのですが、本殿は一間社入母屋造りで透かし掘りの彫刻が施された、桃山時代の特色をうかがわせる豪華絢爛な造りとなっており、国指定の重要文化財に指定されています。
左右に真っ赤な天狗が睨みを利かせています。
境内には、富士山を背に「本宮」、河口湖を背に「里宮」が建っており、「本宮」と「里宮」がはす向かいになる位置関係で建っています。
同じ境内ではありますが、里宮の参道は本宮の参道とは別になります。
一旦本宮の鳥居から出て、神社の囲いをぐるっと表参道と描かれた方へ歩いていきます。
こちらが御室浅間神社「里宮」の鳥居です。
「里宮」へと向かう雪景色の参道を歩いていると、薄い紫色の淡い小さな光の珠がふわっ、ふわっっと、まるで先導するかのように私の視界の端に映り込んできました。
同じ境内なのですが、本宮と里宮は流れるエネルギーが全く違います。
どちらかというと、私はこちらのエネルギーが好きかな。
御室浅間神社里宮の拝殿です。
河口湖に面した静寂の中にたたずむ神社の前に立つと、とても神聖なエネルギーに包まれます。
杉や松などの樹木に囲まれた、とても気持ちの良い神社ですよ。
「驕り高ぶることなく、さまざまな「縁」によって生かされていることを常に忘れず
今目の前にあることをご縁と思い、自分らしく、出来ることを一生懸命にやって行きなさい。」
そんなメッセージをいただきました。
感謝です。
御室浅間神社アクセス情報
山梨県南都留郡富士河口湖町勝山3951番地駐車場 有り 無料
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