不動岩(熊本県山鹿市)
熊本県山鹿市にある「不動岩」です。
この「不動岩」、山鹿市東部の蒲生山という山にデン!!と隆起している巨大な岩。
遠目でも存在感あります
不動岩は日本列島が出来るはるか以前、5億年以上も前の古生代(オルドビス紀)の「変はんれい岩」からできています。
この「変はんれい岩」が長い年月をかけて崩れて海に流され、海水に洗われて小さな小石や砂になります。これを「さざれ石」と言います。
さざれ石は次第に海底に厚く積み重なっていき、強い圧力を受けて岩盤となります。日本の国歌にも詠われているあの「さざれ石の巌となりて・・・」という状態です。
海底で形成されたさざれ石の岩盤がその後隆起して地上に姿を現したのがこの「不動岩」です。
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近くに行くとそのパワーに圧倒されます。
ダイレクトに命の源流である第一チャクラにパワーを与えてくれるエネルギーです。
地元の方々は愛嬌をこめて、男性のシンボルそのまんまの名称でよばれているそうです。
しかし、私にはインドのゾウの神様「ガネーシャ様」にしか見えません。
とても優しそうな小さな目。
前足を前に揃えて、なんて素敵なガネーシャさんて感じ・・・・・にしか見えないんですけど。
お姿はかわいいのですが(私から見たら)パワーは物凄いです。
昔、修験道の人達がこの場所に籠って修行したのもうなずけます
平安時代には、山伏たちが個の山中にこもり、不動明王を本尊として祀り修行していたそうです。
現在でも不動岩の付け根には不動明王を祀った拝殿があります。
神様が御自分の存在を教えてくださる時には、突然の強風だったり、頭上の木々の枝々が激しく舞ったりしますが・・・
その時も、拝殿の前で手を合わせると、ものすごい強風が。
突然全身にどんっという衝撃が来て、一気にメッセージが意識の中に流れ込んできました。
メッセージの中で、「不動岩」の地は強力な「陽」のパワーの地。この地のエネルギーを「陰」のパワーの地へ運ぶようにと言われました。
何処という指摘はその時はなかったのですが、数日後、急に長崎県の雲仙へ行くことが決まり、その地で強力な「陰」のエネルギーの神社に導かれました。雲仙に行くことになった成り行きからかなり不自然だったのですが、行ってみて納得するという感じでした。
「不動岩」のある山鹿市は、「トンカラリン」などの謎の遺跡や「チプサン古墳」や「オブサン古墳」などの装飾古墳が密集する古代からのパワースポットです。
大本教の出口王仁三郎は「不動岩」を見て、美山彦(言霊彦)がロッキー山に造った神岩に相応すると言って「みろく岩」と名付けたそうです。
その出口王仁三郎(大本教)が建てた道場が近くにあります。その場所から「不動岩」を眺めると、左手の岩がお坊様の姿に見えます。
写真では分かりづらいかな。
「不動岩」へは車で行くことができます。近くに駐車場も整備されており、見晴らしも抜群です。
近くの物産館でお弁当を買ってお昼の時間を楽しむのもいいですよ
ただし、神聖な場所ですからゴミは持ち帰ってくださいね
後で考えると、この場所から長崎県の雲仙が真正面に望めます。
土地に根付く神様は動くことが出来ません。そのため、私たちシャーマンを乗り物として時折お使いになります。
長崎を見つめながら、乗り物になる人間を待っておられたのでしょうね。
雲仙にある「陰」のエネルギーの神社は「コノハナサクヤヒメ神社」といいます。
この神社は温泉地の近くの原生沼という広い湿地帯の脇にある神社ですが、かなり「陰」のエネルギーが強い場所ですので、気持ちが落ち込んでいる時や悩み事があるときは控えたほうが良いと思います。
夫婦で「不動岩」と「コノハナサクヤヒメ神社」の両方を参拝すると子宝に恵まれるかもしれません。
効果のほどは実証されていませんが・・・・
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「不動岩」のちょっと不思議なお話
後日談ですが、それから半年ほどたった頃、見知らぬ人からメールが届きました。「先日、福岡の「沖ノ島」の神社に参拝して「ご神水」をいただいてきております。ネットで偶然あなたのホームページを拝見して、あなたにさし上げなければと思いメールいたしました。お会いしてお渡ししたいと思っています。」と記されています。
どう考えても怪しいメール。いつもなら無視するのだけど、なぜだか気になる。そこで、「先ほどのメールだけではさすがにお会いするわけにはいきません。詳しくご説明をお願いいたします。」と聞いてみました。
すると・・・
Aさん(メールの方)は山鹿市のそれもなんと「不動岩」の近くに住んでいる人でした。
「不動岩」にはよく訪れていて、不動岩にある神社の周辺の清掃をしたり、水を取り替えたりしている方。
いつものように不動岩から山頂へ上り、山頂の石の上で目を閉じて瞑想をしていると、急に自分の体から魂が抜けだして上空に浮かび上がったそうです。
慌てて目を開けると石の上に座った元の状態。しかし、再び目を閉じると上空を飛んでいる。
上空からの景色は目を閉じているにもかかわらず、はっきりと見えている。
今まで何度となくこの場所で瞑想をしているのに、このような経験は初めてだったそうです。
しかし、思い切って流れのままに上空を飛び、魂は海に浮かぶ小島まで飛んでいったそうです。
その後帰宅し、その日の記憶をたどって調べてみると、福岡県の宗像大社の奥宮「沖ノ島」に間違いない。
そこで、それから毎年、一年に一度一般の参拝が許される日に「沖ノ島」に渡り、祭りに参加して、「ご神水」をいただいて帰られているそうです。
いただいた「ご神水」はみなさんにお分けしているのだけれど、今回はどうしても私に渡さなければという思いが強くなり、メールされたそうです。
しかし、合ったこともない人、Aさん自身もよくわからないので、まずは簡単にメールしてみて、本当に渡すべきなら返事が来るだろうと思われたみたいです。
後日お会いしたのですが、とても感じの良い方で、地元ならではのお話もたくさん伺えました。
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不動岩アクセス情報
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