国造神社(熊本県阿蘇市)
阿蘇市一宮にある「国造神社」です。コクゾウ神社と読みます。
鳥居から真っ直ぐに本殿へと参道が伸びています
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砂利を踏みしめながら歩いて行きます。
この神社は、平安時代に書かれた延喜式神名帳に名前が出ている、熊本で最も古い神社の一つです。
阿蘇神社のような華やかさはありませんが、境内に流れるエネルギーはかなりの強さです。
いつも感じるのですが、このようにひっそりとした佇まいの神社の方が神様は居心地が良いのでしょうね。今でも、近隣の方々が深い信仰心を持ってこちらの神社のお世話をされているのを感じます。
肥後国誌によると、崇神天皇の時代(3世紀頃)に速瓶玉命が阿蘇国造(この地を統治する)に任命されたとあり、神社の名前はこの事に由来しています。
阿蘇神社の北にあるため、「北宮」とも呼ばれています。
神社は、巨大な火山のカルデラの内部に広がる平野を、見おろすような位置に建っています。
祭神は阿蘇神社諸神殿にも祭られている国造大明神です。
国造大明神は、阿蘇神社の主祭神である健磐龍命の子、速瓶玉命(はやみかたまのみこと)の神名です。
伝説では、大昔、この地、阿蘇谷は大きな湖でした。そこで、建磐龍命が湖を干し上げ、農地をつくろうと、現在の数鹿流の滝のところを蹴破りました。
すると、一気に水は流れだし、広大な土地があらわれるはず・・・・・でした・・・・
しかし、どういうわけか水が流れ出ていきません。
よく見ると湖の主である大鯰がじゃまをしていたのです
この鯰を退治して、ようやく阿蘇の湖を干し、この地で農業を始めることができた。
と、そう言われています
しかし、この時の鯰は国造神が姿を変えたもの
そのため、神社の右側には、人々が豊かになるために退いていただいたとされる鯰の神様を祀る「鯰宮」があります。
こちらが「鯰宮」です。
鯰宮の中をちょっと覗いてみてください、ユニークな姿に出会えますよ。
うっかりすると見過ごしてしまいそうなくらい、とっても小さい鯰さんです
こちら「鯰宮」は皮膚病に効能があると言われています
最近「国造神社」が金運アップの神社として注目が集まってきています。
ここ「国造神社」は国を豊かに統治するために建てられた神社です。
自分のためというよりも、かかわる皆が豊かになりますように。
家族が、会社が豊かに発展してゆきますように。
そんなお願いの仕方をされたら良いですね。
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国造神社アクセス情報
熊本県阿蘇市一の宮町手野22800967-22-2476
駐車場 有り 無料
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