都萬神社(宮崎県西都市)
宮崎県西都市にある「都萬神社」です。
ニニギノミコトの奥さんのコノハナサクヤ姫が祭られています。
創建の年代は不明ですが『続日本後期』によると、承和四年(837年)には名前が記されていますのでそれ以前というのは間違いないようです。
高天原から地上に降り立ったニニギノミコトが、姫を見初めて妻にしたことから縁結びの神様として、また3人の子供を無事に出産したことから、安産の神様としても知られています。
神社の境内には両腕で抱えきれないほどの巨木がいたるところに
太古の昔から年を重ねた樹木には精霊が宿るとされてきました。
神道においては、神霊を降臨させる寄り代(よりしろ)である神奈備(かんなび)として崇めています。
こちらの神社にはそのような巨木があそこにも、ここにも。
しめ縄が巻かれたこちらのクスノキも隣に小さな祠を建ててお祀りされていました。
こちらの神社はとてもエネルギーの高い神社です。
場のエネルギーが高いからでしょうか 、神社の境内にそびえる樹齢1200年(なんと古事記が書かれた時代)のクスノキは 昭和42年と平成2年の2回、幹の空洞部分から出火、また 強風で折れたりしながらも、いまだに生きています。 こちらがそのクスの木です。
どう見ても枯れているようにしか感じない根元の幹、これで生きているとは、信じられない生命力です。
神社のパワーをいっぱい浴びているからでしょうか。
ほとんど幹の部分は焼け焦げて空洞化しているにもかかわらず、上部の枝はいまだ勢いよく伸び、葉は青々と緑をたたえています。
都萬神社の境内にはこのクスノキ以外にも、雷に打たれ幹が真っ黒の空洞と化していながら大きく枝を広げているイチョウの古木も存在しています。
ご神祭であるコノハナサクヤ姫は、懐妊した際、夫であるニニギノミコトから「たった一夜の契で子どもができるはずがない。」と言われてしまいます。
ニニギノミコトの疑いを晴らすために、出口のない産屋を造らせ、そして出産の時が近づくと、「天津神であるあなたの子供であれば。燃え盛る火の中でも無事に生まれるでしょう」と、コノハナサクヤ姫は自ら産屋の周りに火を放ったのです。そして、燃え盛る火の中で3人の子供を出産しました。
幾多の困難にも負けない都萬神社の木々の生命力は、御神祭であるコノハナサクヤ姫のパワーにほかならないと感じます。
私もパワーをいただいてまいりました 。皆さんにもおすそ分けです。
またこの地は、コノハナサクヤ姫が子育てのためにお乳の代わりに甘酒を与えたという言い伝えが残っています。
そこから、清酒発祥の地とも伝えられています。
<スポンサードリンク>
都萬神社アクセス情報
宮崎県西都市妻10983-43-1238
駐車場 有り 無料
おすすめパワースポットランキング ✩✩✩✩✩
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします