大浦天主堂(長崎県長崎市)

午前中の相談が終わり、午後の方がキャンセル・・・・

あまりの天気の良さに、よし!長崎へ行こう!
午後から長崎へ向けて車を走らせる。

異国情緒あふれる長崎の町。こちらはオランダ坂。

大浦天主堂オランダ坂

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幕末から明治にかけて長崎に住んだ西欧人のことを、長崎の人は「オランダさん」と呼んでいました。
彼らがよく通っていた坂を総合して、一般的に「オランダ坂」と呼んでいました。

現在はその代表的な坂として、活水女子大学に通じる切通の道や、東山手洋風住宅群前などが「オランダ坂」だと思われていますが、そこは何の変哲もない坂道です。
そこだけを見てオランダ坂を決めつけたらもったいないですよね。
私が好きな風景はここ、大浦天主堂に続く坂道です。

坂の途中で、「ボウリング発祥の地」という史跡を発見。
大浦天主堂ボーリング発祥の地
長い鎖国の時代に、ここ長崎だけが世界とつながっており、様々な文化が入り込んでいたのでしょうね。

周辺を散策しながら坂道をしばらく歩むと、目の前に大浦天主堂の姿が現れます。

大浦天主堂
日本の神社仏閣とはまた違う、とても澄んだ清らかな透明感のあるエネルギーを感じます。

開国以前の日本においては、封建制と鎖国とキリシタン禁制というのが幕藩政治の三本柱でした。
特に、豊臣秀吉のキリスト禁教令によって1596年、京都・大阪で捕らえられた外国人宣教師と修道士6人、日本人修道士と信者18人が翌年の1597年2月に、ここ長崎の西坂の丘で処刑された事件は有名です。
ゴルゴダの丘で十字架にかけられたキリストのように、西坂の丘で処刑された26人は、カトリック全協会信者の尊敬をうけ、彼らは1862年、ビオ9世教皇により聖人の尊称を献上されています。

そのため「大浦天主堂」の正式名称は「日本二十六聖殉教者天主堂」といい、26聖人の殉教地である聖地、西坂の丘(長崎駅近く)に向かって建てられているのです。

大浦天主堂からそんな思いをもって西坂の丘を振り返りました。

大浦天主堂オランダ坂2
そんな250年間続いたキリシタン禁制も、黒船来航によって週末が近づきます。

1858年9月9日日米通商条約が締結され、その第四条に、居留地内にフランス人のための礼拝堂建立を認める条文が規定されました。
こうして、1865年、大浦天主堂が建てられたのです。

今まで見たこともない異国風の美しい建物に当時の長崎の人々は目をみはったことでしょうね。

当初大浦天主堂は外国人のために建てられたカトリックの教会堂でした。
しかし、正面には「天主堂」と日本語で書かれています。
それは何故か?

実は未だ日本においては禁教であったキリスト教の再布教の念願がそこにはあったからです。
日本での再布教を念願していたローマ教皇庁は、開国後、聖地である長崎に26聖人に捧げる新しい聖堂を建設することによって、できれば日本人信徒を再発見することを望んでいたのです。

そして、その意図に応えるかのように、1865年3月、大浦天主堂を参観に来た浦上山里山の杉本ユリなど、いままで密かに信仰を続けてきた隠れキリスタンが教会に現れるよになったのです。
その後、長崎県内だけでも数万人もの人々が潜伏しているとがあきらかになりました。

250年にもわたる厳しい迫害と殉教の期間を潜伏し続け、再び復活したという出来事は他国にその例を見ない出来事として、世界宗教史の上で注目されている出来事となりました。
しかしその時代、未だ日本は国民に対して禁令をしいていた時代です。
キリスト教信仰を表明した浦上村の村民たちが江戸幕府の指令により、大量に捕縛されて拷問を受けます。「浦上四番崩れ」と呼ばれている、最後の弾圧事件がおきてしまうのです。

しかし、その後、欧米へ趣いた遣欧使節団一行がキリシタン弾圧が条約改正の障害となっていることに驚き、本国に打電したことから、明治6年にキリシタン禁制は廃止されることになったのです。

今の日本では考えられないことですが、自由に自分の宗教観を持つことができるようになったのも、このような多くの犠牲があったからなのですね。

そのような歴史はあまり知られていないですよね。
建物の豪華さやテーマパークのような賑やかさはここにはありません。
そのため、ただこんなものかと通り過ぎてゆく方が多いです。

参観した日も訪れる人は少なく、静かに祭壇の前で祈りを捧げることができました。

その後、天主堂脇の資料館へ。
ところがなんと、驚くことに、そちらに「ルルドの泉」の奇蹟の水が・・・・

ルルドとは、フランスとスペインの国境に位置するピレネー山脈のふもとの小さな村。
1858年、そのルルドに住む貧しい少女が薪拾いの途中、聖母マリアに出会い、聖母マリアの言葉にしたがって洞窟の土を手で掘ってみると、泉が湧きだし、その泉の水を飲んだ人々から病気が治ったり、また様々な奇蹟が起ったと次々報告されました。

その後現代まで「ルルドの泉」は、奇蹟の水が湧き出る泉として、年間500万人もの人々が訪れる世界最大の巡礼地となっています。

「ルルドの泉」の事は知ってはいましたが、遠いフランス地、まずご縁は無いだろうと思っていました。
その「ルルドの泉」の水がいま目の前にあるなんて・・・・

なんと、ここ大浦天主堂では、こちらの神父さんがフランスのルルドの泉から空輸して長崎まで届けてもらっているのだそうです。フランスとつながりの深い、歴史ある「大浦天主堂」だからこそですね。

こちらが購入したルルドの泉の水です。

ルルドの泉
本当に神父さんの善意で皆さんに届けていらっしゃるのを感じました。
こちらにご縁があった方がいただける水なのだろうと思い他の方の分は遠慮しました。

ただ、どうしても気になっている友人が一人いました。
とても善良な人で、常に前向きに頑張っている、私の20年来の友人です。
神様の存在を常に信じて、どんな境遇になっても明るく自分の学びとして受けとめる人です。

そんな彼女がガンという病を経験し、それを笑いで乗り越え、今また、体調を崩しかけています。
彼女にだけはこの水を届けたいと思い、彼女の分も頂きました。

直ぐに彼女に電話
すると何と・・・・
たった今、「ルルドの泉」の事が書いてある本を読んでいたと言うのです。
こんどこそ、フランスのルルドの泉に行ってみたい、そう思っていたそうです。

彼女はとても相手に対して気配りのある人ですが、周りの状況を考えすぎて、自分の夢や、やりたいことを後回しにしてしまう所があります。
8年ほど前、ガンになった時も、もし命が助かるのなら、フランスにあるルルドの泉に行ってその水を飲んでみたいと思ったそうです。
しかし、子供や様々な事を考えると行くことは叶いません。ましてや、本当に治るという確証もありません。

ところが、その時神戸の知人からなんと「ルルドの泉」の水が送られてきたそうです。
その水の効果かは定かではないが、彼女は命をとりとめ、現在再発もしていません。

今回その話を私はまったく知らなかったのですが、二度も起きた偶然に彼女は本当に感動していました。

また奇蹟は起こると思います。彼女を支えているのは「信じる心」です
神様は私達に良きものしか与えていない、だから全ての事には意味がある。
彼女はこのことを強く信じています。

ルルドの泉の水が奇蹟を起こすのではなく、彼女の信じる心が常に奇蹟を起こしているのだと思います。
彼女からこの話を聞かせていただいたおかげで私も感動をいただきました。
本当に感謝です。

ルルドの泉の水は坂の途中でも販売されていました

ルルドの泉看板
行きに通ったはずなんですが全くこの看板に気が付いていませんでした。
教会の横の資料館でいただいた事に意味があったのかもしれませんね。

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大浦天主堂アクセス情報

長崎県長崎市南山手町5-3


095-823-2628

駐車場 無し  坂の下に有料パーキング有り

 

 
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