奥入瀬渓流(青森県十和田市)
青森県十和田市にある「奥入瀬渓流」です。
その流れの美しいこと!感動的な景色の連続!!
朝から青森市内を出発して1時間半で奥入瀬渓流に到着。
9月の東北は肌寒いかもと心配していたのですが、爽やかな風が心地よいくらいの最高のお天気でした。
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美しい渓流を車で散策
渓流の入り口の「焼山」からゴールは十和田湖の子の口まで。変化にとんだ美しい景色は延々と14kmも続いています。何よりも嬉しかったのは、奥入瀬渓流って、車道のすぐ脇を渓流が流れていること。
車の場合でも、道路のいたるところにちゃんと駐車スペースが用意されてるので、気に入った場所場所で駐車しながら散策出来るんです。
こんな感じで駐車スぺースが点在してます。
一般的には駐車場に車を停めて、そこから登ったり下ったりして、やっと到着っていうのが多いんだけど、道路脇がすぐに渓流とは!なんて素敵!
めちゃくちゃ楽です!
渓流に沿って遊歩道もちゃんと完備されていますよ。
時間に余裕があったら、車ではなく遊歩道を歩きたいですよね。歩くと5時間くらいの行程だそうです。でも、ほとんどアップダウンのない道なので、体力に自信のない人でもOKですよ。
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まうで日本庭園のような「三乱の流れ」
最初のお勧めスポットがこちら。「三乱(さみだれ)の流れ」です。周りを取り囲む木々の緑が水に溶け込んでるかのような、清らかなエメラルドグリーンの水の流れ。豊かな水量の割にはとても穏やかな流れです。
とうとうと流れる川面に木々の茂った岩が点在しており、まるで天然の盆栽のようです。岩の周りの水の波紋。苔むした岩に生える木々。まるで日本庭園ですね。・・・というか、このような景観を白砂と岩で表現したのが日本庭園なのでしょうね。
ここから上流側には大きな支流もなく、渓流を流れる水のほとんどは十和田湖から流れてきており、どんなに大雨が降ってもめったに増水しないとか。そのため、川の中の岩に生えた植物も、流されることなくそのまま成長できるのだそうです。
何とも魅了される美しさです。こういう美しい流れがずーと続きます。
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奥入瀬渓流の途中にある唯一の休憩所「石ケ戸休憩所」
三乱の流れからしばらく行くと「石ケ戸休憩所」に到着。ここは、奥入瀬渓流の途中にある唯一の休憩所です。かなり広い駐車場もあり、立食コーナーもあります。お土産はたくさん販売されていましたが、食堂は見つかりませんでした。シーズンから外れていたからかもしれませんね。
途中トイレなどは少ないので、こちらで済ませたほうが無難ですよ。
奥入瀬渓流の一番のお勧めスポット「阿修羅の流れ」
石ケ戸休憩所を後にしばらく進むと、奥入瀬渓流で一番のお勧めスポット「阿修羅の流れ」に。奥入瀬を代表するとも言えるのがこの「阿修羅の流れ」。テレビや雑誌、ポスターなどでも頻繁に紹介されているのがこの場所です。
うっそうと茂った木立の深い緑と、激しい流れで湧きたつ白い波のコントラストがめちゃくちゃ綺麗です。岩に激しくぶつかったかと思うと、勢いよく渦を巻いている所もあったりして、かなりエネルギーの高い場所です。
雄々しく、力強く流れる様子を眺めているだけで、心を洗われるような気持ちになります。浄化のパワーがとても強い場所です。
川岸に座って絵を描いている人の姿もありました。
14㎞の行程には、激しく水しぶきを上げる流れがあるかと思えば、穏やかな流れにも出会います。
いたるところ撮影スポット。
飽きることなく感動的な美しさに出会えますよ。
現実を忘れて、精霊の庭で遊んでいるようなそんな感覚を味わえます。本当に清らかなエネルギーが満ち溢れている場所です。
まだ日本にもこんな場所が沢山残ってるんだなぁって思うと嬉しくなります。神社やお寺って、有名なところは観光地化してしまって神様の存在がほとんど消えかかっていますものね。
奥入瀬渓流の滝
十和田湖に近くなるにつれて、途中から次々と様々な滝にも出会います。その中の一つ「雲井の滝」です。
三段になって落下するこの雲井の滝は、高さ20m、水量も豊かで渓流沿いにある滝の中でも、見ごたえのある滝ですよ。滝のすぐそばまで行けますが、足元が滑りやすいので気を付けてください。
車道から少し入り込んでいますので、道脇の標識を見逃さないようにしてくださいね。
奥入瀬渓流屈指の滝で、轟音と共に圧巻の迫力で迫る「銚子大滝」です。
幅20m、落差7mの滝は奥入瀬を遡上してきた魚を拒む、魚止めの滝とも言われています。
近くでは霧のようなしぶきが。時折そのしぶきに太陽の光が当たると、虹のような光がキラキラと煌めきます。
残念ながら写真には収めることが出来ませんでした。
迫力ある滝もさることながら、私が一番好きな滝はこちら「白糸の滝」です。
緑の木々の間からひっそりと見える、生糸のような優しいたたずまいが何とも感動的でした。
対岸の岸にある滝なので近くにはいけませんでしたが、つい手を合わせてくなるような神々しさを感じましたよ。
ゴールは十和田湖
ゆっくり散策しながら車で約3時間。十和田湖に到着。お昼をちょっと過ぎたくらい。美しい十和田湖を眺めながら、湖畔で昼食。
きりたんぽのみそ焼きにヤマメ(イワナ?)の塩やき。美味しかったですよ!
写真撮るのも忘れるくらい(笑)
まだ紅葉には早い時期だったので、人の姿もまばら。おかげで奥入瀬のエネルギーを思いっきりい堪能できました。
それでも、お昼を過ぎたあたりからは人の数がかなり増えだしましたよ。紅葉の時期は朝から駐車場もほとんど埋まってしまうそうです。車で訪れるならシーズンオフの午前中がベストかも。
奥入瀬渓流アクセス情報
住所 〒034-0301 青森県十和田市奥瀬字惣辺山1駐車場 「焼山」と「子ノ口」、渓流の中間地点に「石ケ戸」の三か所に広い駐車場あり。 無料
自転車で快適サイクリング
奥入瀬渓流は自転車で巡ることも出来ます。(身長143cm以上の方限定)【貸出期間】4月1日~11月30日(予定)
【貸出返却場所】三か所あります。奥入瀬渓流館(焼山バス停すぐ近く)、石ヶ戸休憩所(石ヶ戸バス停すぐ近く)、十和田湖観光汽船子ノ口案内所(子ノ口バス停すぐ近く)
【営業時間】8:00~16:30(十和田湖観光汽船子ノ口案内所は16:00終了)
【レンタル料】基本料金/電動アシスト自転車 4時間1,000円、一般自転車 4時間700円
追加料金/延長1時間ごとに300円増し、乗り捨ては300円増し
【問合せ先】奥入瀬渓流館 0176-74-1233、石ヶ戸休憩所 0176-74-2355、子ノ口案内所 0176-75-2408
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