霞神社(宮崎県高原町)

宮崎県と鹿児島県の県境に近い高原町にある、霞神社に参拝しました。

宮崎自動車道、高原インター出口からしばらく車で走ると霞神社に着きます。しかし、途中案内の看板が見当たらず、車のナビだけが頼りです。
こんなところに本当にあるのかしらと思いはじめたころ、道脇に大きな赤い鳥居が現れました。

霞神社鳥居
鳥居の脇から参道が続いています。

急な坂道ではありませんが、けっこう長い参道です。楽勝と思いきや、後半じわっと身体にこたえて来ます。

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霞神社参道
精神力だけでは年齢的に無理がきはじめていますね。身体は正直です(笑)

後でわかったのですが、こちらが本来の参道なのですが、現在はもう少し先に別の駐車場があり、そちらからも神社に行けるそうです。そちらはもう少し距離が短いそうです。
知ってたら間違いなくそちらに回っていましたね(笑)

知らなかったからとは言え、正式な参道を通って参拝できたのは良いことでした。そのせいでしょうか、その後ラッキーなことが続きましたよ。
やっぱり手抜きはだめですね。
長い参道を通ることで少しずつ現世の垢を落して神様の前にお目通りをするようになっていますものね。

なんかそう考えたら、赤ちゃんが生まれる時って、神様の元から人間世界に生まれでてくるんだけど、人間界に生まれ出る最初のスタートも産道ですよね(参道と字は違いますが)。その産道を通るときに、生まれ出る苦しみ(そう言えば、お産の時、赤ちゃんはもっと苦しんでいるのよ!って言われたよなぁ。)そんな苦しみや、血液や体液まみれという汚れを経験して生まれてきますよね。
人間界に出るとき通る産道は逆に穢れの始まりなのかもしれませんね。
なーーんて思いながらも、お産を経験した女性としてはあんましプラスの発想じゃないかな。まっ人間、生きてる限り汚れるのはしょうがないですね。
だからこそ、神様の前に出るときは長いきつい参道を通らなくてはいけないんでしょうね。
また、穢れていることを常に自覚することは大切ですね。己の穢れを知ればこそ、驕り高ぶる気持ちは持てないですよね。

そんなこんなで、参道を歩き続けてやっと神社が見えてきました。

こちらが神社の御神門です

霞神社山門 主祭神は大国主命で、開運の神様として祭られています。
古くから商売繁盛、畜産、縁結びの神様として庶民の信仰を集めており、神殿裏の岩窟には昔から白い蛇が棲み、その姿を見ると幸運を授かると言われています。

霞神社境内、こちらの奥が拝殿となります。 霞神社本殿 霞神社の名前の「霞」とは、修験道の縄張りを意味する言葉だそうです。

かつての六所権現参りを行う前に、修験者たちがこちらの神社に詣で、白蛇様の棲息する山頂岩座を寄り代にして、修行の無事と世の安泰を祈願したと言われています。

奥の院・神蛇祠の入口に鳥居があり、その奥は欄干沿いの見晴らしの良い道となります。 霞神社欄干
その白い蛇が見れるのはこの先の馬頭観音をお祭りしている祠の横の岩座です。
岩座の岩の割れ目に運が良ければ見ることができるそうです

こちらの白蛇は、よくある白蛇神社の白蛇とは違い、30cmほどの小さな蛇で、本来は五色の蛇と呼ばれていたそうです。

白蛇様と呼ばれる理由は、保護色であるために、いくつもの体色を有し、特に、岩肌の白色に反応し白い姿を我々の前に現すことがあるからだそうです。

この白蛇様、なかなか見ることができないらしくて、何年も出てきないことも多く、もし出てきても数日か数週間でまたいなくなるそうです。
また神社としても白蛇様が現れたからといって宣伝などすると、一度に沢山の人が来るとすぐに引っ込んでしまうので連絡や周知はしないそうです。

そんな白蛇様が訪れた当日、現れました。

この先からの写真が無いのはそのせいです。

神社の係りの方が、できるだけ今日運良く参拝した皆さんに見ていただこうと、一人ずつ順番に並ばせて誘導していました。
なぜ誘導が必要かというと、岩を登った先の岩窟の割れ目から見つかったからです。
その岩まで登るのに足場は悪いし、急だし、係りの人が手伝って一人ずつ岩場に引き上げてくださってるんです。

滅多に拝めない白蛇様。年齢がいってようが若かろうが、みんな必死で岩登りにチャレンジ。
私も拝ませていただきました。
ホントに細い岩の隙間からかいまみる感じです。
でも、ちゃんと見えました。
白蛇というか白銀のような光沢のある蛇体です。
想像以上に小さい細い体で、岩場の奥にじっとしています。

神社の方もすごいです。よく見つけてくださった。

さすがに写真どころではなかったのですが、

実はその数日後・・・
自宅の梅の木になんと白い蛇が

最近は蛇自体あまり見ることがなくなっていますが、まさかそれも白い蛇が現れるなんて、驚きです。

こちらが自宅の梅の木を登っていた白い蛇です

自宅に現れた白蛇
霞神社の蛇とは全く違いますが、それでも驚いて、あわててカメラを向けました。
ちょっとわかりづらいかもしれませんが、写真の中央に写っています。

偶然この記事を読まれた方はラッキーです。
夜空の星のごとくあるネット上の記事の中から、この記事にたどり着き、白い蛇を見ることができたんですもの。

すごい確率です(笑)

きっと良いことがありますよ。

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霞神社アクセス情報

宮崎県西諸県郡高原町後川内1553


0984-42-0033

駐車場 有り 無料

 

 

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コメント4件

 Yasi | 2016.02.13 14:11

はじめまして、久々に霞神社の写真でも見てみたいと思 い検索すると貴方のページ に当たりました。それにしても、白蛇凄いですね!初めて生きてる自然の白蛇を見ました。なんか感激しましてメールしました。私も九州の神社が好きで色々お邪魔しています、それも一人で回ってます。久々に霧島六社権現を参拝したいと思いましたわ。因みに私、霞神社の裏側にある丘でご挨拶していると百羽程の黒揚羽蝶が私の周りで舞い飛びまして、夢心地の時間を過ごしたことを思い出しました。偶然通りかかり、寄ってみようかぐらいの気持ちで寄ったので、感激したことを覚えております。長々と失礼しました。では、また (^_^)ノ

 管理人 | 2016.02.15 16:32

Yasiさん
コメントいただきありがとうございます。Yasiさんも霞神社で素敵なご体験をなさったんですね。揚羽蝶さぞ美しかったことかと思います。
パワースポット記事は不定期ですがこれからも色々と廻ってまいりますのでまた是非遊びに来てくださいませ。
コメント本当にありがとうございました!

 おのっち | 2016.07.10 19:41

はじめまして。神社のはシロマダラです。年に数匹会いますが、お宅の庭にいたのはシマヘビの白蛇で、数万倍珍しいですよ。
また見つかったら、教えてくださいね。

 管理人 | 2016.07.10 21:51

おのっちさんへ
コメントありがとうございます。
そうなんですか。確かに珍しいなと思って写真に撮ったのですが、そんなに数万倍も珍しいとはびっくりです。
教えていただいてありがとうございました。

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