江の島神社(神奈川県藤沢市)
神奈川県藤沢市にある江の島神社に参拝しました。
都心からも近いパワースポットということで、毎日たくさんの人々がここ江の島に訪れています。
仲見世通りの両側に並ぶお土産屋さんを覗きながら、ぶらぶら歩くのも楽しいかもしれませんね。
都会のウインドショッピングとは違い、レトロなお店のたたずまいに子供の頃にタイムスリップしたような懐かしさを感じます。
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日本三大弁財天を奉る江の島神社
日本三大弁財天を奉る江の島神社は、島の北方に田寸津比賣命を祀る「辺津宮(へつみや)」中央に 市寸島比賣命を祀る「中津宮(なかつみや)」西方に多紀理比賣命を祀る「奥津宮(おくつみや)」の 三社からなる神社です。
三社に奉られている神様は、天照大神が須佐之男命と誓約された時に生まれた女の神様で、九州の福岡にある宗像大社や広島県の厳島神社のご祭神と同じ神様。
江の島神社ではこの三体の神様を「江の島大神」と総称しています。
しかし昔は江の島が出来た時に天から下りてきた天女様と、五頭龍神を奉っていたようです。
『江島縁起』では、欽明天皇十三年(552年)四月十二日の夜から二十三日の朝まで大地が震動し、天女が十五童子を従えて現れ、江の島を造ったと表現しています。そしてその天女に恋をして、心を入れ替えた五頭龍の恋物語が残されています。
奥津宮の先には、今でも龍神が棲むという洞窟(岩屋)が残っています。
552年にこの岩屋に神様を奉ったのが江の島神社の始まりだそうです。
仲見世通りを過ぎると赤い鳥居が見えてきます。
鳥居の奥の瑞心門をくぐり先へと足を進めると、最初の宮「辺津宮」があります。先ずはこちらに参拝。
「辺津宮」の右隣には裸弁財天・八臂弁財天などが納めれている「奉安殿」があります。
拝観は有料ですがパワーが有りますよ。せっかくなので拝観させていただいた方が良いかも。
拝観料は大人が150円、中高生が100円、子供が50円ですよ。
「辺津宮」からまたしばらく歩くと「中津宮」に着きます。
ここ中津宮まで結構な石段を登ります。ちょっと体力に自信がない人は途中三か所にエスカレーターがあるので、そちらを利用しても良いかもです。
しかし、この先の「奥津宮」や「岩屋」は歩いて行くしかありません。そのため、ここまでで帰る人も多いみたいです。
そのせいか、訪れた当日も「中津宮」から「奥津宮」へと向かう通りは、大勢の人々が行きかう仲見世通りとは打って変わって静かでしたよ。
でも江の島神社のパワーに出会うのはここから。
こちらが「奥津宮」です。
この先にある海岸沿いの洞窟内にある岩屋本宮は、昔は四月から十月までの期間は海水が入り込み、海に浸かってしまっていたそうです。
ここ「奥津宮」はその期間、岩屋本宮のご本尊が遷座されたところだったのだそうです。そのため本宮御旅所と呼ばれていたということいです。
「辺津宮」「中津宮」の二社と比べて参拝する人の数もずいぶんと少ないのですが、それもあってか逆に神聖なエネルギーは残っています。
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強力な龍神パワー「龍宮」
「奥津宮」の横には竜宮大神が奉られた「龍宮(わだつみのみや)」があります。岩屋本宮の真上に造られている祠で、かなりのパワーがあります。
祠の前で手を合わせると、突然後ずさりしそうな程のエネルギーと同時に巨大な龍神のビジョンが目の前に。
あまりの迫力に身を固くしている私の手に、すーっと水晶のような透き通った珠が手渡されました。
手渡された珠の意味は分かりませんが、この先の岩屋本宮に直に参拝して身体がもつかしらと心配したほどです。
実際行ってみて、無理そうなときは引き返そうと思いながら「奥津宮」の先から続く石段を海岸のほうへと進みました。
しかし、そんな心配を優に吹き飛ばすくらいの美しい海の景色が眼前に。
光を浴びて輝く水面は、日ごろ溜まった心の垢を洗い流してくれるかのようです。
海の向こうには雪を頂く富士山の姿が。
ため息が出るほどの美しい景色に時を忘れてただただ酔いしれました。
この青い海と青い空、目の前には霊峰富士。
もうこれだけでここに来た目的は十分といえるほどの満足感。
海岸の岩場に下りて座り、頭をからっぽにして全身にこの場のエネルギーを取り込みました。最高の瞑想が出来ましたよ。
思いっきりエネルギーを充填して、さあ帰ろうという時になって、せっかくここまで来たのだからと岩屋の中に。
しかし心配していた岩屋ですが、思ったほどのエネルギーは感じず、ちょっと拍子抜けでした。
それでも、真っ暗な洞窟の中に、手渡されたろうそくの明かりが幻想的ではありましたよ。
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岩屋のちょっと不思議なできごと
ここ岩屋でちょっと不思議なできごとを経験しました。真っ暗な岩屋に入ってすぐのところにモニュメントがライトアップされていました。
魚など住んでいないと思われる中に、一匹だけ金色(もしかしたらライトアップされている光のせいかもしれませんが)に光る小さな魚の姿が。
まるで立ち泳ぎをしているかのように、頭を上げてこちらを見ています。
その姿があまりにも可愛らしく、「こっちにおいで」と声をかけてみました。
するとまるで言葉が分かるかのように私のすぐ目の前まで泳いで近づいてきます。
その小さな金色の魚はほんとに不思議なことに、頭を持ち上げてじっと私と目を合わせているかのようです。
カメラを向けてもじっと頭を上げたままです。
でも悲しいかな、洞窟の中はあまりにも暗く写真に写りません。さすがにフラッシュの光はこの小さな魚には強すぎると思われます。
そこで・・・・
「あのモニュメントの場所へ行ってみて。あそこは光があるからあなたの姿を写せるかも。」
そう言ってみました。
すると、小さな魚は向きを変えてモニュメントのほうへ泳ぎ出しました。
実際これには私もびっくりです。
でもそのおかげで小さな魚さんの姿を写真に収めることができました。
一緒に同行していた連れもびっくりです。
「間違いなく人の言葉を理解してたよね」って言ってました。
その後、「ありがとう」と言葉をかけると、すーと暗い岩場の陰に消えてゆきました。
魚さんの姿がこちらです。
私は初めて江の島神社に参拝しましたので、いつも魚さんが見れるのかは分かりませんが、もしも出会ったら声をかけてみてくださいね。
でも、フラッシュ撮影だけはやめてくださいね。
神様がいらっしゃる場所では、たとえそれが人間以外の別の生き物であろうと、岩であろうと、すべて神様が大切に愛おしんでおられます。私たちもできるだけ相手の立場に立って行動したほうが神様に好かれますよね。
江の島神社アクセス情報
神奈川県藤沢市江の島2丁目3番8号
>>江ノ島の宿泊施設情報
0466-22-4020
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