宮島(広島県廿日市市)

宮島厳島神社
海上に浮かぶ大鳥居と社殿で知られる厳島神社です。

平安時代の貴族の邸宅建築をしのばせる社殿造りの建物です。
建物の中を歩くと、いまだに当時の平安時代の姿の人々の様子が現実の世界と重なって、映像となって映り込んで来るような感覚になります。

厳島神社の背景に広がるのは、宮島の最高峰、標高535mの霊山「弥山」です。宮島は古代より島そのものが神として崇められてきた信仰の島であり、神域として手つかずの自然が現存しています。
とてもエネルギーの高い山です。

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厳島神社と共にこの現存する弥山原始林は1996年世界遺産に登録されています。
今回は宮島の弥山に登りました。

弥山に登るには、大聖院コース、紅葉谷コース、大元コースという、三つの登山ルートがあります。
大聖院コースは、
約1時間30分から2時間くらいのコースです。石段が多いコースですよ。
紅葉谷コースは
約1時間30分くらいのコースです。森の中を登って行く感じの登山道です。
大元コースは
約2時間くらいにコースです。坂道と石段が続く登山道です。

厳島神社の奥に広がる紅葉谷公園をぬけてしばらく歩くと、山の中腹まで行くことが出来るロープウェイも整備されています。紅葉谷公園入口から紅葉谷駅までは無料のシャトルバスも運行されていますよ。
ロープウェイを降りた後も、30分位は岩場の中の石段を登る登山道が続きますので、体力に自信の無い方はロープウェイを利用された方が良いかもです。

 

ロープウェイの到着駅、弥山の中腹の獅子岩からの眺めです。瀬戸内海が見渡せてとても気持ちがいいですよ。

宮島弥山獅子岩
弥山は岩山です。途中いたるところで、自然が創り出した巨岩のアーチやくぐり岩など、圧倒される程の巨石に出会います。

巨大な岩のパワーがすごいです。
宮島弥山登山道
古来より、巨石は神が降りてくると考えられており、巨石を御神体として祭る神社は多いのですが、弥山では山自体が一つの大きな巨石のように感じられ、登山道を歩いているだけで、ものすごいパワーが押し寄せてきます。昔は修験道の修行の場であったことがうなずけます。

弥山は真言宗の開祖である空海が平安時代806年に開山し、真言密教の修験道場の場としていたと伝えられています。

最近の発掘調査で、山頂から北に延びる尾根上の標高280m地点の岩塊群周辺から、古墳時代から奈良時代にかけての須恵器や土師器、瑪瑙製勾玉、鉄鏃などの祭祀遺物が見つかっており、古代から山頂の岩塊は神を降ろす磐座として存在していたと推測されています。
山頂の強大な岩塊群に神を降ろし、麓の斎場に神を招き入れていたと思われます。

 

巨石の間を通り抜ける登山道の途中、何度か鹿の姿が。
圧倒される程のパワーを感じながらの登山道で、ふっと力が抜ける瞬間です。
宮島鹿2 柔らかい新緑は美味しいのでしょうね
何度も背伸びをしながら、緑の新芽を食んでいます。

 

こちらは登山道の途中に祭られている文殊堂と観音堂です。

弥山文殊堂
こちらも二つのお堂を取り囲むように強大な岩が横たわっており、巨石からのエネルギーによって仏とつながることが出来るようになっています。
文殊堂に安置されている文殊菩薩は学問の仏様、知恵の仏様です。心静かに手を合せて知恵をお授け下さいとお願いいたしました。隣の観音堂は観音菩薩が祭られおり安産の神様だそうです。

こちらが山頂にある弥山本堂です。ここで弘法大師空海が修行を行ったとされています。
弥山の中でも一番ではと思われるほどの巨大な岩を背後に本殿が建っています。

弥山本堂
本堂の中には、ここで修行する際に弘法大師空海が焚いた護摩の火が、1200年経った今でも「きえずの火」として燃え続けています。

この霊火は明治34年に操業を始めた八幡製鉄所の溶鉱炉の種火にもなっており、広島平和記念公園の「平和の火」もここから採取されたのだそうです。

現在「きえずの火」には、上に大きな茶釜が吊るされています。この火によってお湯が沸かされており、この茶釜のお湯を飲むと万病に効果があるそうです。謙虚な気持ちでいただきたいですね。

 

本堂からさらに奥へ進むと、山の頂上です。頂上は巨石が積み重なった解放感ある空間となっています。
その一角で瀬戸内海を見降ろしながら、しばらく瞑想させていただきました。
宮島弥山瞑想
何とも言えない感覚を経験しました。

しばらくぼんやりと景色を眺めてこの空間の開放感を味わいました。

その後ゆっくりと目を閉じて、ただ呼吸に意識を向ける瞑想を行いました。

しばらくすると、自分自身の身体の細胞が、霧のように表面からふわーと周りの自然に混じり合っていき、自分が消えたわけでは無いのですが、完全に地球の一部に溶け込で行くような感覚に包まれてゆきました。すごくフリーな自分になって行いく感覚です。全てがクリアーに感じて、全ての事が自分自身と繋がっており、手を伸ばしさえすれば良いことを肌で理解したという感じです。神様と繋がるというよりも、当たり前にそこにある、あえて特別でないナチュラルな真理と繋がったという感じです。
ありがたいです。

山頂にいる間、時間の感覚が薄れていたために、山を降りたら時刻はすでに夕刻
潮の引いた干潟は金色に輝き、その光景の中に浮かび上がる鳥居は、今にもその間をくぐって神様がこちらに向かって来られそうな、そんな神々しさでした。

宮島鳥居
今回は5月の新緑の時期でした。厳島神社は相変わらずの観光客の多さでしたが、弥山へ登る方は意外と少なくゆっくりと楽しむことができました。

秋の紅葉の時期はここ弥山も多くの人が来られるのではないかしら。パワースポットとして訪れるのでしたら、紅葉のシーズンは外した方が良いかもですね。

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宮島アクセス情報

広島県廿日市市宮島町


宮島港からフェリーで10分

駐車場  有り   有料


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