神戸岩 / 大嶽神社(東京都檜原村)
東京都で唯一の「村」として知られている檜原村(ひのはらむら)。村の93%を森林が占めるという東京都の秘境。
そんな檜原村に存在するといわれているパワースポット、「神戸岩(かのといわ)」に行ってみました。
都心から高速で1時間半から2時間、ここも東京都なのですね。都内とは思えない豊かな自然と壮大な渓谷風景に出会えましたよ。(^-^)
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電車とバスを乗り継いでも行けると聞いていましたが、今回も私は高速道路を通って車で行ってきました。
行ってみて分かったのですが、「神戸岩入り口」のバス停からかなり歩かなければいけないみたい。やっぱり車の方がお勧めかもです。
平日ということもあって途中渋滞に巻き込まれることもなく、ノーストレスで行けましたよ。
Contents
新緑の時期、車を走らせるだけで森林浴。
あきる野インターで高速を下り、都道7号線を武蔵五日市方面へ。
武蔵五日市市を過ぎたあたりから、次第に民家がまばらに点在するようになります。
十里木の交差点を過ぎると道は秋川渓谷に沿って走る形となり、深い緑に囲まれた癒しロードとなります。
車を走らせているだけで、ホントに癒されます。夏でも気温は低め。車の冷房を切って、窓全開で走りました。吹き込む風と新緑の香り。最高に気持ちいいーーーです。
深い森の木々が放つ、ヒーリング物質のフィトンチッドを全身に浴びて・・・・・最高です。
一気に日常を忘れさせてくれる別世界です。
※フィトンチッド (phytoncide) とは、 微生物の活動を抑制する作用をもつ、樹木などが発散する化学物質。 植物が傷つけられた際に放出し、殺菌力を持つ揮発性物質のことを指します。 出典:ウィキペディア
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ナビで「ロッジ神戸岩」を目指すと分かりやすいかも。
神戸岩は東京都指定の天然記念物ですが、途中にある「ロッジ神戸岩」が所有しているのだとか。個人で所有してるなんてスゴイですね。
「神戸岩」で検索しても、車のナビでは案内出来ないかもしれませんが、「ロッジ神戸岩」を目的地に入れるとOKですよ。
そのロッジ神戸岩のコテージが立ち並ぶ道を通り抜け、しばらく狭い山道を走ると急に道が開けます。
ここが「神戸岩」に一番近い駐車場です。左手にはトイレもちゃんとありましたよ。
乗用車10台ほどが駐車できる広さです。今日は平日ということもあってか、だーれもいません。でも秋の紅葉のシーズンはまず駐車は無理でしょうね。秋はバスで来るのが正解ですね。
駐車場から歩くこと数分の場所に「神戸岩」と記された石碑が建っています。
少し離れて上方を眺めると、緑の木々の間から切り立った断崖が見えます。
元々は巨大な一枚の岩の山だったのが太古からの地殻変動によって一部が2つに割れ、そのあいだに川が流れこんで、壮大な渓谷地形が形成されたのだそうです。
その神戸岩の渓谷を探索するには、石碑の右手奥方向へ。
上から見るとこんな感じです。
この時点で「わっ!!先に行けるかしら」って、気持ちは尻込みしちゃいますが、せっかくここまで来たんだからと勇気を振り絞ってチャレンジ。
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神戸岩巡りにチャレンジ
最初はこんな感じです。ここから先はサンダルでは無理です。渓谷を堪能したかったら運動靴は必需です。
岩と岩の間を渡した狭い板を渡ると、続いて、轟轟と勢いよく流れ落ちる滝の横をはしごで登ります。
梯子はこんなですよ。岩に結構しっかり固定されてはいるものの、この角度はスリルあります。
その先も岩に杭で打ってある鎖を手綱として進みます。
ここの段差も、三段ほどの鉄の足場が打ち込まれていました。梯子の時ほどはないのですが、渓谷を覗き込むと気持ちが引いてしまいます。
鎖を手繰りながら、岩壁にへばりつくように一歩一歩進んで行きます。
足場はめちゃくちゃ狭いのですが、進むにつれて次第に慣れてくるもんなんですね。意外と写真を撮る余裕もありましたよ。ただし渡る時は両手は常に鎖を握っています。カメラは背中のリュックの中。立ち止まって渓谷の流れを堪能するたびにリュックから出して撮影です。
訪れた日は誰もいなくて一人だったので、後ろからせかされることもなく、自分のペースでゆっくり進めましたよ。
何と言っても、渓谷を流れる水の綺麗なこと。
片道20分ほどの行程ですが、倍以上の時間をかけて楽しみました。先には新緑の中に美しい滝も眺めることが出来ます。滝のすぐ近くまで行けますよ。
「神戸岩」は神様が通る道「神域の入り口」です。
高さ100mを越す巨大な岸壁の間を流れる渓谷。圧倒的な迫力の巨石から、ダイレクトに受ける強力なパワーに加え、流れる渓流とやわらかな新緑の木々が放つパワーを体中に受け取り、癒されること間違いなしの場所です。
石の扉が開きかけているようにも見えるところから天岩戸を想像させます。
神戸岩の名前の由来は、この場所から北東に位置する大岳山に祀られている大嶽神社に向かって神様が通る道、神域の戸岩=神戸戸岩=神戸岩となったという説が有力だとされています。
神様がここを通って大嶽神社へ行かれるんですね。私たちもそんな神気溢れる神戸岩の間を通らせていただくことで、現世でついた穢れを浄化していただきましょうね。神様が通る道です。できたらそんな神聖な思いをもって通ってくださいね。神様に気持ちが通じますよ。
神様は「神戸岩」を通り抜けて「大嶽神社」へ。
で、その流れで、せっかくなので大嶽神社も参拝させていただきました。
大岳山の山頂に祀られている奥宮にはさすがに行けませんでしたが、麓の遥拝所である大嶽神社里宮へ。
神戸岩から帰る途中、左手方向に入り口があるというのは調べて分かっていたのですが、案内もなくすごく分かりにくかったです。それでもどうにか辿り着きました。
こちらが大嶽神社里宮です。
ただしこちらは駐車場がありません。
神社脇の坂道を登った先が駐車場かなと思ったら、全く別の民家の庭先でした。さすがによそ様の庭先に駐車することは出来ませんので、道の脇に車を留めて参拝させていただきました。
脇にある手水舎は、沢の水をそのまま引き入れてあるそうです。
流れ出ている水からもかなり高いエネルギーを感じます。
地域で護られている小さなお社ですが、とても格式の高い神社です。気持ちの良い気が流れています。
創建は古く、日本武尊が東征の折、住民が日本武尊の徳を慕って山頂に大嶽神社の社を建立したのが始まりとされています。
「神戸岩」に行った後、こちらの神社にもセットで参拝されることをお勧めします。
優しい神様がいらっしゃいます。日常的ないろんな願い事を聞いてくださるみたいですよ。
「神戸岩」アクセス情報
東京都西多摩郡檜原村神戸8020-2
駐車場 有り 無料
「大嶽神社里宮」アクセス情報
東京都西多摩郡檜原村三都郷
駐車場 無し
白倉バス停から徒歩で約10分
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