人形やぬいぐるみの供養の仕方
長年大切にしてきたお人形や、子供の頃遊んだぬいぐるみやお雛様など、思い入れの深いお人形を簡単に捨てるのはちょっと考えてしまいますよね。
でもどうやって供養したらよいのか、どこで供養してもらえるのか意外と知らない人多いと思います。
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長年かわいがってきたお人形です。大切にしてきた人形やぬいぐるみには魂が宿るといいます。
身代わりとなってや厄災を引き受けてくれることもあります。
できたら供養していただきたいですよね。
実は意外とたくさんの神社やお寺で人形供養をされています。
ネットにも全国の人形供養の神社仏閣が紹介されていますよ。
神社やお寺での供養
人形供養で有名な和歌山県の「淡島神社」などもあるみたいですが、わざわざ遠くまで足を運ばなくても、近くの神社やお寺で探してOKですよ。神社仏閣以外でもあります。埼玉県では、岩槻城址公園内にある人形塚で、毎年11月に岩槻人形共同組合による人形供養祭が行われています。探してみると全国でいろいろ見つかりますよ。
人形供養をされるほとんどの神社やお寺は、宅配や郵送でも受け付けられます。しかし、場所によっては直接持ち込んでくださいというところもあるみたいです。
供養にかかる費用は一体500円から3000円だったり、数ではなく箱の大きさで3000円から10000円などと様々です。
中には「お気持ちで」と言われる所もありますので、そのような場合には3000円~10000円を目安にその人形に対しての自分の気持ちで納めると良いと思いますよ。
また、神社やお寺に持ち込む時期は一年中いつでも良いというところもあれば、時期が決まっているところもあります。
神社やお寺ごとに、持ち込み方や、供養にかかる費用は様々です。予めネットで情報を調べるか、電話で直接聞いてからお願いされるのが良いと思われます。
また、ガラスケースや雛壇、付属の飾りなど人形以外のものは自分で処分して下さいね。乾電池などもちゃんと取り外してください。
あくまでも「人形」のお清めです。
目安としては、「人の形をしたもの、顔があるもの」と考えたらよいかも。判断に困ったときは直接お願いする神社やお寺にメールか電話で聞かれてくださいね。
人形供養では、お清めして御霊抜きをした後お焚き上げをされるところもありますが、すべての神社仏閣がお焚き上げをされるわけではありません。
ちゃんとお清めされたのであれば、必ずお焚き上げが必要というわけではありませんが、お焚き上げまで希望されるのでしたら、前もって調べて、お焚き上げをされる神社やお寺を探されてくださいね。
自分で供養
日本では古来より「万物に精霊が宿る」と言われてきました。生き物だけではなく、山や川、さらには人間の手で生み出された「物」にも魂が宿るとされています。基本的に人形だから特別に魂が入り込むというものではありません。
しかし、思い入れのある人形やぬいぐるみには愛着が残っています。簡単に破棄してしまうのは心が痛みます。
そこで、神社やお寺での供養があるのですが、実は人形供養は自分でもできます。
まずは人形やぬいぐるみに「今までありがとう。」と感謝の気持ちを込めて手を合わせてください。
そして、粗塩を振りかけてお清めをして下さい。
その上で、白い紙または白い袋に包み、一般ごみとして出されてください。最後にもう一度感謝の気持ちを込めて頭を下げてくださいね。
ちゃんと感謝の気持ちを持って行えば、ちゃんと人形に伝わりますので全く心配することはありませんよ。
お子さんと一緒に行えば、物に対しての感謝の気持ちが芽生えますよね。