押戸ノ石(熊本県南小国町)
熊本県南小国町には、知る人ぞ知るパワースポット「押戸石の丘」と呼ばれる場所があります。
標高845mのなだらかな丘の上に、いくつもの巨石が人工的に配置されたように並んでいる、かなりパワーの強い場所です。
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石には古代最古のシュメール文字が刻まれていると云われています。
またこの場所は頻繁にUFOが目撃できるという噂もあり、夏の夜はここで野宿する人も多いとか。
熊本にいる時には何度も訪れた、私の好きな場所の一つです。
巨石のパワーをいただくだけでなく、この丘の頂上からの景色、この場所ならではの神聖なエネルギーに、訪れる度に癒されていました。
Contents
南小国のパワースポット「押戸ノ石」へ!
今回久しぶりに熊本に帰ることになり、せっかくのチャンスとばかりに、時間を作って南小国へ車を走らせることにしました。一面の銀色に光るススキに覆われた晩秋の阿蘇は、得もいえぬ美しさがあります。解放感は相変わらず半端ないです。
彼方に阿蘇の五岳を眺めながら、雄大な阿蘇の草原の中を走ります。
いやー、これだけでも癒されます。久しぶりの阿蘇、感動で胸が熱くなりました。
押戸ノ石に行くには、国道57号線を道なりに阿蘇市内を通り、内牧温泉入り口の交差点から国道212号線を小国方面へ向かうのが一番分かり易いルートです。
しかし私のお勧めは、大津町までは57号線を通り、「大津道の駅」が見えたら、すぐ先の「阿蘇スカイライン(通称ミルクロード)」入り口から339号線へ。
その先12号線、大観峰の近くから212号線を小国方面へというコースです。
雄大な阿蘇の自然を思いっきり堪能できるルートですよ。
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大観峰から小国方面へ
212号線を小国方面へ車を走らせていると、途中道路の左手に案内の看板見えてきます。こちらを左折してまたしばらく走ります。
道の途中、再び左手に案内の看板が。
ここを左折してまた進みます。
以前はこのような案内の看板がなく、ご紹介したくても説明が難しかったのですが、今は曲がり角ごとに案内がされていますので迷わずにたどり着けますよ。
ただし、道は思ったよりも狭くなりますので、このまま進んでも良いのかなってちょっぴり不安になるかもです。
押戸ノ石の近くは道路も舗装されておらず、対向車との離合も困難になるくらいの狭さです。
写真の正面のなだらかな丘が目的地です。
ただし、そんなに多くの人が訪れる場所ではないので、めったに別の車とすれ違うことはありません。
でも道にはたくさんの石がゴロゴロ転がっていますので、車の底を石にぶつけないように注意してゆっくり走られることを勧めます。
道の先、押戸ノ石の丘のふもとに駐車場があります。
こちらの駐車場から遊歩道が整備されています。
以前はなかったのですが、ゆっくり丘の頂上まで登りたい方にはこちらが良いかもです。
私は昔から登っていたように、丘の斜面を登って行きました。
天気予報では60%の確率で雨の予報。
一面の曇り空。丘を登って行くにしたがって風は冷たくなり、何やら怪しい空模様。
丘の斜面を登ること約10分。道の先に石が見えだしました。
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押戸ノ石の巨石群「太陽石」
まず最初に現れるのが、押戸ノ石の巨石群のシンボル的な存在「太陽石」。長い年月で風化していますが、まるでピラミッドのような形の石。
高さは5.5メートル、周囲は15.3mの巨大の石です。物凄い存在感と、形容しがたいほどの大きな強いエネルギーを放っています。
エネルギーは常に同じではなく、訪れる度に違う感じです。
まるで強力なレーザーのように上空の宇宙に向かって真っ直ぐエネルギーを飛ばしているような時もあれば、逆に宇宙からのエネルギーを渦巻き状に受け取っているように感じる時もあります。
一番最初に見た時は発信機かなって思ったほどです。
太陽石にエネルギーが集まっている時は、微妙な震動のようなエネルギーが伝わってきます。
太陽石を両腕で抱きかかえるように身体をくっつけてみてくださいね。エネルギーをもらえますよ。
この太陽石から阿蘇山の方向に向かって一列に巨石が並んでいます。
押戸ノ石の巨石群「鏡石」
これは巨石群の中の一つ「鏡石」という名が付いた石です。この石には蛇神と雄牛を表すシュメール文字が刻まれているといわれています。
ここの地名は南小国町中原(ナカバル)といいます。
石に刻まれたシュメール文字は、蛇神は「ナーガ」、牛は「バール」と読むことから、ここ中原(ナカバル)の地名はシュメール文字か関係しているのではないかという説もあります。
押戸ノ石の巨石群「はさみ石」
こちらは、太陽石から一番離れたところにある巨石「はさみ石」です。この二つの石の間を、夏至に太陽が登り、冬至には太陽が沈みます。
この周辺では落雷なども頻繁に発生しており、被雷によって石自体が帯電しているのか、石の周辺では磁気の異常が見られます。
特に太陽石の周りでは、方位磁石を近づけるとグルグル回りだします。
このはさみ石では、二つの石と石の間の狭いすきまを通ると、肩こりや身体の悪いところを治してもらえるらしいですよ。
強力なピップエレキ絆って感じなのかもですね。
押戸ノ石の巨石群「祭壇石」
古代、神事における祭壇として使用されていたという「祭壇石」です。太陽石とはさみ石のほぼ中間の地点にあり、夏至と冬至にはさみ石の間を通る太陽の道の線上に位置しています。
押戸ノ石での小さな奇跡
ここ押戸の石でも感動的な経験をさせていただきました。訪れた日は、先にも書きましたが熊本県は雨の予報。それでも今は雨が降っていないからと思い切って家を出ました。
しかし、市街地は曇り空でも阿蘇山は雨というのはよくあること。
雨なら雨でもしかたないと割り切って訪れたのですが、最後まで雨は降ることもなくホントに感謝でした。
しかし、さすがに気温は低く冷たい風に吹かれながら丘を登りました。
それでも丘の頂上からの眺めは素晴らしく、寒さを吹き飛ばしてくれます。
眼前には、阿蘇五岳や九重連山を望む360度のパノラマが広がっています。
熊本に滞在する日程が短かかっため、空いてる日は今日だけという状況。
そのため、雨が降らなかっただけでも感謝です。
太陽石の前で目を閉じ、手を合わせて「再びお会いすることができて、ありがとうございました」とつぶやいていると、何やら背中の方から温かく感じてきました。
不思議に思って目を開けて太陽石の方を見ると、あれほどの上空の厚い雲が、石の上方だけぽっかり消えています。
それはまるで円を描くかのように、上空だけ美しい真っ青な空。
その後しばらくはポカポカと温かい太陽の光に包まれて、今までの寒さが嘘のようでした。
いろいろと私なりに考える出来事があってたので、「そのままでいいんだよ」って言ってもらえたようで、大きな丸をもらえたのかなって、すっごい勇気をいただきましたよ。
丘を下る頃にはまた一面厚い雲に覆われてゆきましたが、心の中はぽかぽかのままでした。
押戸ノ石の近くのランチ情報
その日のランチは、押戸石の近くの212号線沿いにある「華豆腐」というお豆腐の専門店で頂きました。素材にこだわった、ココロがほっとする味でしたよ。
こちらが前菜です。陶芸もされているのか、器も素敵でした。
こちらがメインの豆腐ハンバーグです。
最後に豆乳のプリンが付いて1300円。
身体も心もすべて癒していただきました。
押戸ノ石アクセス情報
熊本県阿蘇郡南小国町中原511駐車場 有り 無料 丘に登るには一人200円の入場料が必要
華豆腐アクセス情報
熊本県 阿蘇郡南小国町中原846-3電話番号 0967-42-0186
駐車場 有り 無料
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