羅漢寺(大分県中津市)
大分県中津市本耶馬渓にある断崖に建てられたお寺、羅漢寺に参拝。
羅漢山の山の中腹の壁に無数の洞窟があり、山門も本堂もその中に埋め込まれるように建築されています。
645年にインドの僧、法道仙人が羅漢寺の洞窟で修行したことから開基されたお寺だそうです。
日本五百羅漢の一つに数えられ、境内には五百羅漢をはじめ多くの石仏が安置されています。
山の中腹に建てられているお寺です。
歩いても20分くらいで辿り着ける距離ですが、なにせ急な石段が続く坂道です。
参道に入ってすぐ左手にリフト乗り場がありましたので、今回はリフトで。
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リフトで上に上がること3分で羅漢寺に到着します。
体力に自身のある方は参道の石段を登ってこられることをおすすめします。
石の階段や石畳が続く参道の途中の道脇にも様々な表情の石仏に出会えます。
リフトを下りてしばらく進むと奥に山門が見えてきます。
写真左手上方に見えているのは千体地蔵です。
まずはそちらに参拝させていただきました。
伝えによると、室町時代に普覚禅師(ふかくぜんじ)という高僧がこの千体地蔵と十王尊を刻み安置したと言われています。収められている石仏の数は千百体以上だとか。
中を覗くとびっしり石仏が。
千体地蔵を先に進むと山門に到着します。
ほんとに崖を登って行く感じです。
山の岩にはめ込むように山門は造られています。
崖の道を歩いているとなんだか探検家にでもなったようなワイルドな気分になりますね。
山門をくぐり、こちらから眺める景色も格別です。
山門の先には大きな岩屋が見えます。
その岩屋の奥にに五百羅漢が安置されています。
羅漢とは釈迦の高弟のことです。
だから羅漢さんはとても表情が人間的なのです。
一体一体みんな違う顔をしていて、怒った顔、笑った顔、困った顔など様々な表情をしています。
よくよく見ると自分に似た顔や家族や知り合いに似た顔に出会えます。
如来様や菩薩様とは違って、とても人間臭さを残す仏様です。
だからこそ、親身になって人間の愚かさや苦しみを共感していただけるのですね。
そして一生懸命願う人の力になろうと努力してくださいます。
愚かでもいいんですよ。そんなやさしい羅漢さんの言葉が聞こえそうです。
五百羅漢の横から奥に行くと羅漢寺の本堂があります。
この本堂も岩の中に建てられています。
本堂の中には釈迦如来像が安置されています。
本堂からの眺めも綺麗ですよ。
本堂の左裏手から2階へ上がることもできます。
2階からは「指月庵跡」「水雲館跡」「馬溪文庫跡」という美しい庭園を眺めることができるようになっています。
入場料は300円です。
今回はまだ紅葉には早く色付きはイマイチでしたが、紅葉の盛りには見事な景色が眼前に広がることでしょうね。
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羅漢寺アクセス情報
大分県中津市本耶馬渓町跡田15010979-52-2538
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