佐田京石(大分県宇佐市)
大分県宇佐市安心院町佐田という所に、謎のストーンサークルがある。
「佐田京石」と呼ばれています。
佐田京石(さだきょういし)は、車で安心院(あじむ)ICから10分ほど、県道658号線沿いの米神山の登山口近くにあります
米神山は天然のピラミッドではないかと言われており、その山頂にも高さ50cmほどの環状列石があります。山の中腹の傾斜面にも、何故これほどの数が!と驚く程の数多くの石柱形状の巨石群が存在しています。
「佐田京石」は、道路沿いに駐車場も整備されており、看板もあるのですぐに分かります。
道路を挟んで左側が駐車場です。
右側が佐田京石です。この列石は誰が何のために造ったのか未だ不明のままです。太古の祭祀場の跡なのか、鳥居の原型なのか、また一説には埋納経の標石ではという説もあったりします。
佐田京石は、中央の石柱を中心に周りを囲むように半円形に石柱が配置されています。
右側にはドルメン(天井石を石柱が支えているもの、支石墓)と思われる巨石もあり、その表面にはペトログラフ(岩刻文字)が刻まれているそうです。
ストーンヘッジと言えば、紀元2500年前に建てられたと考えられているイギリスのストーンヘッジが有名ですが、日本にもストーンヘッジではないかと言われている場所はたくさんあります。しかし、その中でもここ「佐田京石」は日本における環状列石(ストーンヘッジ)の中では最大級ではないかと思われます。
大きな石は地上に露出している部分だけで2m以上あり、地下の部分も入れると、3mから4mにもなるそうです。
背後から写真を見ると分かるかと思いますが、中央の脊柱は上部が平のほぼ円柱形をしていますが、その周りの脊柱は上部を斜めに切り落としたような形をしています。
エネルギーを中央に集めているかのようです。
中央の脊柱の近くに寄るとビリビリと痺れるようなエネルギーを感じます。
かなり強いエネルギーです。
佐田京石と登山道を挟んで、右手の杉林にも石柱が立ち並んでいます。
「平成の京石」と名付けられています。
平成3年に近くの水田の整備中に巨石19本が発見され、米神山の巨石群と岩質が同一と認められ、ここに再建立されたそうです。
いまでも道の反対側の景色はのどかな田園風景が広がっています。
また、ここから宇佐方面へ行った地点の田んぼの中に、米山方向に先端が傾いた立石があります。地元では「こしき石」と呼ばれているその石は、石のてっぺんに小さな平べったい石が乗っかっており、この蓋のような石を取り除くと暴風になると伝えられており、暴風石とも呼ばれています。
佐田京石の中央に位置する立石も上部は平たい形状です。もしかしたら、中央の石のてっぺんにもこしき石のような扁平の石の蓋がかぶさっていたのかもしれませんね。
米神山だけでも沢山の石柱を見ることができます。
こちらが近くにあった案内板の写真です。
1時間ほどで頂上まで登れるそうですが、かなり急勾配な道で、観光気分で登るのはやめたほうが良いと思います。
そんなに高い山でなくても、これだけエネルギーの高い山です。軽く考えて山の中に入ると危険な目に合いそうです。ちゃんと登山の準備をして、神様がお住まいになる神聖な山に入らせていただくという気持ちを持って望まれてください。
そのような謙虚な思いで登山されると神様も受け入れてくださると思います。
<スポンサードリンク>
佐田京石アクセス情報
大分県宇佐市安心院町熊0978-34-4839(宇佐市観光協会安心院支部)
駐車場 有り 無料
おすすめパワースポットランキング ✩✩✩✩✩
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします