戸隠神社奥社(長野県長野市)
長野県長野市にある戸隠神社を参拝しました。創建は二千年以上前という古い歴史を有する神社です。
写真は戸隠神社奥社の参道にある随神門です。
戸隠神社は、霊山である戸隠山の麓に建つ神社で、「奥社」「中社」「宝光社」「九頭龍社」「火之御子社」の五社を総称して戸隠神社といいます。
強力なパワースポットとしても有名な神社で、五社それぞれに違った御利益があります。五社は少し離れた場所に点在していますが、五社とも県道36号線沿いに建っていますので車で回ることが出来ます。駐車場もそれぞれ完備されていますので、できたら五社全てを廻られることをお勧めしますよ。
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九州と縁の深い「天岩戸開き」の神社
戸隠神社は私の故郷でもある九州と、とても縁の深い神様が祀られている神社です。「中社」に祀られている神様は、天岩戸にお隠れになった天照大御神に外に出ていただく方法を思案した、「天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)」。
「火之御子社」には、踊りを踊った「天鈿女命(あめのうずめのみこと)」。
「奥社」には、怪力で天の岩戸を開いた「天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)」など、高千穂の天岩戸に関係する神様たちが祀られています。
天手力雄命は、天岩戸を開けた後もう二度と天照大御神が御隠れにならないようにと、天岩戸の岩を遠くへ投げ飛ばします。岩戸は宙を飛んで日本のだいたい真ん中に落ちたとされています。この時、天手力雄命が放り投げたのが「戸隠山」だと云われてるんです。
宮崎県の高千穂に古来より伝わる重要な歴史書にも、天岩戸を開けた際にその扉の一枚は信州戸隠の『戸隠山』であるという事が記されています。
実際、戸隠と高千穂は姉妹町村の関係を持たれており、毎年、高千穂の子供たちはホームステイにて戸隠神社を参拝しているのだそうですよ。
戸隠神社まずは「宝光社」から参拝し、五社すべて参拝させていただきました。
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戸隠神社の中で最強のパワー「奥社」へ
五社の中でも一番パワーを感じる神社が「奥社」でした。とても大きな気づきをいただきました。36号線を白樺の木が混ざる木立ちの間を走ると、左手に奥社への入り口の案内が見えてきます。道を挟んで右手に駐車場があります。
駐車場に車を止めて奥社へ向かいます。
奥社の鳥居をくぐり、長い参道を歩きます。
参道の長さは約2km。先が見えないほどの長い参道です。奥社の本殿までは約40分ほどかかりました。
長い参道ですが、参道に沿って脇を小川が流れており、水芭蕉の群生も見ることが出来ましたよ。
2kmというとかなり長いと思われるかもしれませんが、途中までは平坦な道が続きますし、エネルギーがかなり高い場所なのでぜんぜん楽ですよ。
ただし、後半に石段がありますので歩きやすい靴で行かれた方が無難ですよ。
参道をほぼ中程まで歩き進めると、萱葺きの赤い随神門が見えてきます。
薄曇りの天気ではありましたが、それでも時折晴れ間が現れるそんなお天気でした。
しかし随神門に近づいたあたりから、急に深い霧に覆われ始めました。
随神門から先は、まるで世界がそこから一変するかのよう。全く別の世界へ入り込むかのような、そんな感じです。
随神門から先は樹齢400年を超える杉の巨木がずらりと参道の両脇に立ち並んでいます。
深い霧の中に立ち並ぶ杉並木の間を延々と進んでゆきます。それはそれは何とも表現できないくらいの美しい世界でした。
杉並木を抜けて幾段もの石段を登ると「奥社」に着きます。
こちらが「戸隠神社 奥社」です。
辺り一面、強い霊気に覆われた神聖な場所です。神妙な気持ちで、お参りさせていただきました。
私自身かなり強烈なメッセージをいただきました。しかしそれは逆にとても大きな勇気をいただいたメッセージでもありました。
そのため「この言葉、皆に伝えるべきでしょうか?」と聞いたところ、「我の言葉で奮い立つ者には伝えよ。怯える者には隠せ」とのこと。
一人一人受け取り方の違いがあるのでしょうね。
必要な人には伝えてゆこうと思います。
「奥社」の隣には「九頭龍社」が建っています。「九頭龍社」は「奥社」よりももっと古い社で、元々この地に祀られていた神様だそうです。
龍神様のかなり強い気が満ちており、手を合わせると途端に身体がぐーと後ろに押されるくらいの迫力を感じました。
戸隠神社は五社すべてエネルギーの高い神社です。ただの物見遊山での参拝は控えたほうが良いと思います。しかし、自分自身の中に眠る神性を目覚めさせる力にはなっていただけると思います。自分自身の中の天岩戸を開ける、そういう思いで五社を順に参拝されてくださいね。
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「戸隠神社奥社」アクセス情報
長野県長野市戸隠3690駐車場 有り 無料
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