鳥取砂丘（鳥取県）

鳥取砂丘７
ここは鳥取の砂丘です。

窮屈な靴を脱ぎ捨てて裸足で砂丘を歩きました。足の裏に触れる暖かく柔らかな感触。
踏み込むと下の方からひんやりとした砂。
何も無い広い砂丘を頭を空っぽにしてただ歩くだけで、リラクゼーション効果ばっちり。

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鳥取砂丘は鳥取県の日本海海岸に広がる広大な海岸砂丘です。山陰海岸国立公園の特別保護地区に指定されており、その広さは南北2.4㎞、東西16㎞にも及びます。
西から、末恒砂丘、湖山砂丘、浜坂砂丘、福部砂丘の4つに分けられ、その中の浜坂砂丘の一部が観光砂丘として多くの観光客が訪れるスポットとなっています。

砂丘の美しさは風が作り出す風紋です。

鳥取砂丘１

風速５～６メートルの風によって美しい波の模様が砂の表面に描かれます。砂のさざなみとも言われています。

海岸のそばでは雨と強い風によって、削り取られたような砂柱と呼ばれる形も見られます。
鳥取砂丘３

場所場所によって砂丘はその表情を変えています。

砂丘の中でも一番人気が「馬の背」と呼ばれるすり鉢状の砂丘です。

鳥取砂丘６

砂丘は思った以上にけっこう起伏があります。

砂は風に押し上げられて丘を作り、また削り取られて絶えず移動を繰り返しています。
そして、高く積みあげられた砂の丘は風下の側で崩れて急な斜面となります。

見渡す限りの一面の砂丘。パッと見た感じでは大した起伏には感じないかと思いますが、これがどうして、この「馬の背」の斜面を登りきるのに思った以上に体力を使います。
子供は楽しそうにこの斜面を駆け上ってるんですが、ここでも高さは50ｍほどもあるそうです。

この馬の背の頂上に登ると、美しく湾曲する海岸線や緑の山々など３６０度の素晴らしい展望が臨めます。

鳥取砂丘４

西に広がる美しい海岸線。ここからの夕日は格別です。

ここにいると、日本という国は地球の雛形と言われるのが頷けます。
日本は世界から見ると、東のはずれの小さな島国ですが、そこには南国の鮮やかな風景から、北国の繊細な世界まであり
そしてこの砂漠から切り取ったような砂丘まで。
日本中にある数々の名所が、四季折々、様々な美しさに姿を変えて私達を誘います。

ここ鳥取の砂丘の真ん中に座り、ただ何も考えずに砂丘の丘の先から見える海を眺めていると、日本に生まれてきたありがたさを感じずにはいられません。

はんとに何もない、ただ見渡す限り一面の砂の丘。
だからこそ、日ごろの雑然とした毎日から心が解き放たれて、究極の癒しを得ることが出来る場所なのかもしれませんね。

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