軍刀利神社(山梨県上野原市)
青空に誘われて、相模湖まで足を延ばしました。
相模湖から桂川沿いに国道20号線を進んでゆくと、上野原市に出ます。ここ上野原市には、知る人ぞ知るパワースポット「軍刀利(グンダリ)神社」があります。
駐車場はこちらの鳥居をくぐった先にありますが、できたらここから歩いて参拝したいですね。
<スポンサードリンク>
お天気は快晴。風もなく久しぶりの小春日和だったのですが、参道の奥の社務所の近くから雪景色に。
まさかの雪に、普段の靴で訪れたのを後悔。
凍り付いた参道は滑る滑る(*0*)
いつもの私だったら、この状況ではまず前に進むのは断念しています。
しかし、今回は地元に住む友人と一緒に参拝。彼女は平気で前をスタスタ歩いてゆきます。
しょうがない、行けるところまで行ってみようと、柵の金網に掴まりながら一歩一歩前に進みました。
ありがたいことに本殿の近くになると雪道は一変して普通の状態に変わりました。
本殿まで続くこの石段が凍り付いていたらさすがにここでストップでした。
先を見ないで、足元だけを見て一段一段上りましたが、登り終えて振り返ると結構な石段の数でしたね。
こちらの神社は「日本武尊」を御神祭としていると記されています。
拝殿の横には巨大な剣が立っており、この剣は、日本武尊が東征の帰りにここ三国山の山頂で草薙の剣を神実(かむぎね)として祀ったことに由来しているそうです。
しかし、この地に流れるエネルギーは日本武尊というよりも、密教系の修験道の気です。
聞くところによると、昔は「軍荼利夜叉明王社」と言われていたらしく、明治時代の廃仏毀釈によって仏教色の強い「明王」が廃され、代わりに武神としての日本武尊を祭神としたのではないかと考えれているそうです。
確かに「軍荼利夜叉明王社」の方がしっくりきます。
友人の話によると、この先の奥ノ院のエネルギーはこちらの比ではないとのこと。
それではと奥ノ院の方へ進むと、またしても凍りついた雪道が。
今度はしがみつく柵もない。
それでも参拝したいと思ったのは・・・・・
こちらの神社の境内に流れる「気」があまりにも気持ちが良かったから。
こればかりは写真ではお伝えできませんが、ここ軍刀利神社は「気」が半端なく綺麗です。
クリスタルのような透明度と清浄さを備えています。この場所にいると清らかな滝の水で体も心も洗い流されているような感覚を味わえます。
奥ノ院はこちらよりまだ素晴らしいと聞けば、できるなら行ってみたいと思ってしまいます。
人間の欲ですね(笑)
不思議なことに凍り付いた道はしばらく進むと、また再び普通の歩きなれた山道に変わりました。
なんだか試されてるのかしら、と思わずにはいられないような状況です。
真っ青な空に、雪さえなければ、風もない気持ちの良いお天気です。
それでも場所が場所なので気持ちを引き締めて、神聖な場に足を踏み入れさせていただくという謙虚な気持ちで歩かせていただきました。
道の先に奥の院のお社が見えてきました。
社の横には巨大な桂の木が枝を伸ばしています。かなりの存在感です。
こちらが「軍刀利神社奥の院」です。
間違いなく軍荼利明王のパワーですね。
煩悩や障害を取り除く軍荼利明王と覚醒のクンダリニーエナルギーのパワースポット
軍荼利明王は密教において宝生如来の化身とされており、目に見えない外的や煩悩、障害を除く力があるとされています。軍荼利は梵語「クンダリニー」に由来しています。
クンダリニーは体内のチャクラを流れるエナルギーで、覚醒前には脊柱の下部に眠っているとされています。
クンダリニーが覚醒すると常識を超えた力が発揮されるようになると言われています。いわゆる超能力ですよね。
よく見ると、ここはそのクンダリーニのエナルギーを覚醒させる地の利が揃っています。
こちらが境内の案内図です。
見取り図には青い線で軍刀利川が描かれていますが、私が赤い線で書き足しているように、谷川は奥の院と本殿をらせん状に取り囲むような形状となって流れていました。
私が書き足した谷川の線は、水量が少ない時期にはほとんどわからないと思われますが、今回訪れた時にはわずかながらではありますが、水が流れていました。昔はもっと流れていたと思われます。
クンダリニーエネルギーは覚醒すると、脊椎の尾部から頭部に向かってらせんを描いて上昇すると言われています。
その際これが体内で蛇が頭を持ち上げるような感覚を体験するとも。そのため、蛇がクンダリニーの象徴として表現されることも多いです。
軍荼利明王の体にも蛇が巻き付いています。
谷川の水がまるでクダリニーのエネルギのような流れを作り上げています。
谷川を流れる水はホントに綺麗です。
飲めるのかどうかは定かではありませんが、一口口に含んでみると、とても柔らかで甘美でした。
振り返ると山々の間から富士山も臨めます。
ここは、左右をらせん状に流れる谷川の清らかな水の流れが作り出す「クンダリニーエナネルギー」と富士山からの霊気が融合する、間違いなくパワースポットです。
そのエネルギーをダイレクトに受けているのが、奥の院の横にそびえる桂の巨木です。県の天然記念物に指定されています。
前に立つと、全身がビリビリしびれるような霊気です。
秋の紅葉の時期になるとハート形の葉が赤から黄緑色に変わり、綿菓子のような何とも甘い香りがするそうです。
クンダリニーの覚醒の時には、甘い蜜が喉元に下りてくる味覚を経験するそうです。それをヨーガではアムリタ(不死の妙薬)と表現しています。桂の木自体が覚醒してアムリタを出しているのかもですね。
そういえばたしか、軍刀利神社のある棡原は日本でも有数の長寿村でしたね。なるほどです。
ここ「軍刀利神社」はまれにみるエナルギーの高い場所です。
あまりにも強いパワーの場所では「神あたり」といってかえって具合が悪くなることもあります。そのため体調の悪い人や、元々身体の弱い人などにはあまりお勧めはできませんが、魂の覚醒を強く望まれる方にとっては手助けとなっていただける場所だと思いますよ。
余談ですが、最近は仏像のフィギュアをネットで購入することができます。
最近のフィギュアはかなり精巧に作られているものも多いです。
軍荼利明王の姿がどのようなものかビジュアル的に見れて楽しいですよ。
ちなみに軍荼利明王の真言は「オン アミリテイ ウン パッタ」です。
楽天市場などのネットショップで「軍荼利明王」と検索するとたくさん出てきてなかなか見応えがありましたよ。
<スポンサードリンク>
軍刀利神社アクセス情報
山梨県上野原市棡原41340554-67- 2916
駐車場 有り 無料
おすすめパワースポットランキング ✩✩✩✩✩
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
関連するパワースポットの記事
Comment