清め・浄化のパワー 高野山奥の院の塗香(ずこう)
こちらは私がいつも使っている、高野山奥の院の「塗香(ずこう)」です。
塗香は、お寺でお経を上げる前や写経の前に、邪気を祓い、心を清めるために手などに塗る、微細な粉末状のお香です。
自分自身を清めるのが本来の目的ですが、自分自身を清めることによって外からの邪気を防ぐ役割もあります。
<スポンサードリンク>
類は友を呼ぶと言われているように、自分自身に邪気があると邪気は寄ってきます。
しかし、人間は生きている限り邪気を全く持たないなんてことは出来ません。
そのため私は、人の念や邪気がいっぱい落ちていそうだなって感じる場所では、足を踏み入れる前に携帯している塗香を一つまみ掌に取り、手首や首などに擦りこむとで、邪気から身を護っています。
私はいつも高野山奥の院の近くのお香専門店「高野山大師堂」にて購入していますが、ネットでも購入は可能ですよ。
>>高野山大師堂の塗香
蓋を開けると一気に塗香の香りがします。
独特の香りですが、私はこの香りをかぐととても神聖な気持ちになります。西洋のアロマとは違うとても奥深い和の香りです。
塗香は通常の香原料の粉末よりもさらに細かい粒子で出来上がっています。サラサラのパウダー状です。
塗香を身体に塗ると体温により温められ、その人の体臭と混ざり オリジナルの香りとなります。はじめはスパイシーな香りですが、時間が経つに従って、甘い香りに変化していきます。
最近は、おしゃれで控えめな香りとして、香水にかわって「塗香」が密かな人気になっているみたいですよ。
塗香の使い方
一回の量は指先で一つまみ程度です。右手でつまんで左の掌に置きます。決まった量は有りません。ほんの少量でOKです。
写真の量は少し多めに写っちゃいました。この半分くらいの量でも充分です。
仏教では、人には「身」「口」「意」の三つの穢れがあるといわれています。
その三つの穢れを清めるのが「塗香」です。
入り口に参拝者用に備えてあるお寺もあります。
三つの穢れのうち、「身」は身体に塗り込むことで清められます。
「意」は香りによって心が浄化されます。香りは脳に直接作用することが分かっています。
「口」はほんの僅か口に含むことで清めの効果となります。
「塗香」は純粋に天然の原料だけで作られています。そのため食べても大丈夫な成分でできていますよ。先ずは掌の「塗香」を右手の人差し指と中指の先にほんの少し付けて口に含みます。(例えれば龍角散のような味かな・・・)
次に左手の掌に取った少量の「塗香」を両手の掌で擦り合わせます。すると自分の体温でさらに香り立ちます。
擦り合わせた「塗香」を手首や首、服の上から胸元などに付けます。
実際の大きさが分かるように手のひらに乗せてみました。
小分けして携帯できる「塗香入れ」もあります。
清め塩の何倍もの効果がありますよ。バックにいれていつも携帯してたら心強いですよね。
こちらでも購入できます>>高野山大師堂の塗香
2015-04-04 | Posted in おすすめのお香 | No Comments »
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
関連するパワースポットの記事
Comment