熊山遺跡(岡山県赤磐市)
岡山県の奥深い山の山頂に、古代のピラミッドを思わせる遺跡があると聞き行ってみました。
岡山県南部の最高峰「熊山」の山頂にある「熊山遺跡」です。
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住所を教えていただいていたので、車のナビで行けると簡単に考えていたのですが、ナビが教えてくれたのは畑の真ん中。
どう考えても見当はずれな場所。
道をお聞きしようと田んぼのあぜ道を通って近づいてみると・・・・・。
なんと、それはリアルな案山子。
見渡す田んぼのあちこちにたたずむ人たち、みんな案山子。
中には携帯電話で会話しているかのような姿も。
のどかな昔ながらの風景ですが案山子は進化していたのですね(笑)
やっと、近くで工事をされていた作業員の方を見つけて教えていただきました。
地元の方は皆さんご存知のようです。
教えていただいた道はかなりの山道。
離合は難しいですね。反対車線から車が来ないことを祈るだけです。
曲がりくねった狭い山道を走っていくと道路脇から岩清水が流れ落ちています。
「熊山」自体が霊山なのでしょう、山を登るに連れて、場の気が変わってゆきます。
しばらく行くと、車の前に沢山の蝶が舞ってる場所に出会いました。
とても独特の飛び方で、普通の蝶のように羽をひらひらさせるのではなく、この葉のように風に乗って飛んでいるのです。
そのような飛び方は初めて見ました。
こちらがその蝶です。
しばらく風に舞う沢山の蝶の様子に見とれてしまいました。
心配していた対向車も後続の車もなく、山の気を感じながらのドライブとなりました。
どれぐらい走ったのでしょう。かなりの距離があったように記憶しています。
駐車場に着くと、そこからは登山道を歩きとなります。しかし、ちゃんと整備された道ですからさほど覚悟する必要はありませんよ。
道の途中に「熊山神社」への参道がありました。
こちらにもご挨拶をして、先を進みます。
登山道の先の山頂は一気に開た広場となっています。
その広場の奥に「熊山遺跡」の石積がありました。
岩盤の上に基壇(きだん)を築き、その上に三段の石積を構築した構造となっています。
第一段は南面が狭く、北面が広い台形で、その上の第二段は南面が広く、北面が狭い台形になっています。
第二段の四側面の中央に四角の穴が開けられています。一番上の第三段は方形で、中央部分に大石で堅穴の蓋が設けられています。
こちらは遺跡の説明板の写真です。
正面からは分からないのですが微妙な台形となっています。
石積の中央には、堅穴の石室(約2m)が作られていて、その石室に陶製の筒形(五部に分けられる)の容器(高さ1、6m)が収められていた、と伝えられています。
石室に納められていたとされる、陶製の筒形容器からみて、「熊山遺跡」の石積は奈良時代前期の三段の石積の仏塔と考えられています。
しかし、この場から受けるエネルギーは仏塔と言うより、直感的には、やはり古代のピラミッドのような印象を強く受けます。
どうしてもその感覚が拭えない私は様々な角度から石積を眺めてみました。
すると対角線上の一方向に立った時、普通に積み重なった三段の石積がまるで天空へ伸びる螺旋系に見えるではないですか。
一段目と二段目の僅かな形状の違いで四面の正面から見ると真っ直ぐな石積が、対角線上から見ると螺旋を描くように計算されて構築されているとしか思えません。
古代の人々がこの霊山において、天空からのエネルギーを受け取り、また天空へと意識を飛ばしていたのではないでしょうか。
この場のエネルギーからは、どうしてもその考えの方がしっくりきます。
次回、再度この場所を訪れて、ゆっくり時間をかけてエネルギーを降ろしてみたいと考えています。
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熊山遺跡アクセス情報
岡山県赤磐市奥吉原086-955-0710(赤磐市教育委員会)
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